丗伍 ページ37
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善逸くん、すごいな。
三味線、上手。
じゃなくて。
「なにか音、聞こえない?」
耳のいい善逸くんに今は頼る。
耳を澄ましてすぐに
「女の子の泣いてる声!!!」
と走り出す善逸くん。
かっこいいのか悪いのか。
え。
「どうしたんですか?」
傷だらけで泣いている女の子が部屋にいた。
その時、
まただ。
煉獄さんの時の戦いでも感じた鳥肌が立つほど気持ちが悪い気配。
後ろか!!!!
振り向こうとすると
「アンタら、人の部屋でなにしてんの?」
こいつだ。
善逸くんもどうやら気づいたみたいだ。
このままここにいたら危ない。
「すみませんでした。」
傷だらけの女の子を連れて出ようとすると女の子の腕が引っ張られた。
「五月蝿い!早く部屋を片付けな!!!」
鬼に耳を引っ張られている女の子を
守ろうとした善逸くん。
「なんだい。お前、不細工だね。」.
わぁお。
散々に言われている。
「蕨姫花魁。そっその子は数日前に入った子で、、。」
ほお。蕨姫ねぇ。
わらび餅みたい。美味しそう。
じゃなくて。
善逸くんが突き飛ばされた。
やばい。
守る大切に入ると
男の人が鬼に頭を下げて何か言っている。
すると、鬼は、蕨姫は笑った。
そう。美しく笑った。
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あずき。(プロフ) - つばきさん» ありがとうございます!! (2019年11月8日 19時) (レス) id: 649f8509af (このIDを非表示/違反報告)
つばき - 面白い! (2019年11月7日 7時) (レス) id: 7c96c23d45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あずき。 | 作成日時:2019年11月4日 19時