*攻略1* ページ2
…………カネキを攻略するとは言ったものの……
『あー………なんか、秘密っぽいものないかなぁ』
人の秘密なんて、そう簡単に見つけられるものではない。
「…どうした?A。考え事?」
コーヒーカップを拭いていたトーカが、私を心配した目で見つめる。
『あ、うん。ちょっとね…』
考え事が、”カネキの攻略本を作るのに悩んでる"なんて言えない。
トーカは、「そっか。何かあったら相談してよ。」と、本気で心配してくれたようで少し心が痛んだ。
はぁ〜、今は仕事に専念するか……
久しぶりにアジトからあんていくまで来て、仕事出来るんだから、働かないと!
きっと、秘密の手掛かりは、ひょんなことから出てくるに違いない。
仕事が、終わったらカネキに会いに行こうかな。
それから、仕事を終わらせカネキがいる場所へ向かった。
『お疲れ様!トーカ、また来るね』
「…うん、また来なよ!ヒナミにも、よろしく言っといて」
万丈さんの情報によると、今日は新しい本を買いに行くって言ってたとか。
とりあえず、本屋に行って探してみたがカネキはいなかった。
『あれー?もう、帰っちゃったかな……』
仕方なく、本屋から出た。
しばらく歩いていると、公園に白髪の少年が見えた。
あっ!カネキだ!!
え、まさか公園で遊んでたの?
これこそ、秘密じゃないのか…………?
いや、カネキに限ってそんなことするキャラじゃない←
私は、しばらく様子を見ることにした。
気づかれないようにしなきゃ。
「……お兄ちゃんありがとうーー!」
「………どういたしまして。」
………ん?
何か、小さい子がいるし。
カネキの目の前には、子供の男の子がいた。
「…もう、落としちゃだめだよ。」
「うん!!」
どうやら、男の子が落としたおもちゃを拾ってあげたようだ。
「健太っ、こんな所にいたのね!」
そこに、男の子のお母さんらしき人が来た。
「あっ、母さん!!」
お母さんは、男の子の所へ駆け寄り、カネキを見上げた。
「母さん、このお兄ちゃんねー、俺のおもちゃ拾ってくれて、遊んでくれたんだよー!」
男の子は、楽しそうに話している。
「…あら!そうなの?ありがとうございます」
「…いえ。」
カネキも、微笑んだ。
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東京グール - めちゃおもしろいです。更新頑張ってください( ^∀^) (2017年2月9日 15時) (レス) id: 3baabebe9c (このIDを非表示/違反報告)
天亞(プロフ) - 続きが気になります(o^∀^o) (2015年6月27日 19時) (携帯から) (レス) id: 07f13ec6ff (このIDを非表示/違反報告)
メル@東京喰種love.カネキ(プロフ) - tama*さん» とても遅くなってすいません。゚(゚´ω`゚)゚。夢主のイメ画ですか!?ありがとうございます。+゚(゚´Д`゚)゚+。 (2015年5月13日 10時) (レス) id: ae69f49050 (このIDを非表示/違反報告)
tama*(プロフ) - とってもおもしろいです!あの、良ければのんですが、夢主のイメ画とか、かかせてもらってもいいですか??へたくそですがw (2015年4月4日 21時) (レス) id: 2cb9e2e6c9 (このIDを非表示/違反報告)
メル@東京喰種love.カネキ(プロフ) - ありがとうございます!!更新、全力で頑張らせていただきます(((o(*゚▽゚*)o))) (2015年3月26日 12時) (レス) id: ae69f49050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*。…メル*..。* | 作成日時:2015年3月24日 19時