第7話 言い訳 ページ7
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「お前ら、何してるんだ?」
「豪炎寺くん……!」
音のした方向を見ると、豪炎寺くんが驚いた顔で、私とそして大きく口を開けた鬼道くんを見ていた。
一瞬、気まずい空気があたりを包み込んだ。
超絶悪いタイミング。
鬼道くんにおすそ分けするつもりだったとはいえ、傍から見れば、私が鬼道くんに“あーん”している状態なわけで。
事情を知らなければ、変な風に勘違いされることだって十分あるし。
そうなったら、なんかヤダ。別に鬼道くんのことがきらいってわけじゃないけど。
何て言い訳しよう。
手がすべったとか?
そのとき突然、鬼道くんが私の手首を掴んで、パクッとキャンディを口に入れた。
「えっ!」
「ごちそうさま」
鬼道くんは私の頭をくしゃっとなでて、そのまま教室を出て行ってしまった。
「ちょっと!鬼道くん!」
何で、何で今なの!?
さっきよりもずっと気まずい。
恐る恐る豪炎寺くんの方を見ると、バチッと目があった。
「あ、あのさ、豪炎寺くん?何か、勘違いさせてるかもしれないけど、私たちそんなんじゃないからね?」
『ね?』と、念押しする。
って、何でこんなに必死になってるんだろ、私。豪炎寺くんには関係ないことなのに。
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pomme(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» いつもありがとうございます!ゆるゆる頑張ります(^v^) (2020年4月24日 23時) (レス) id: d65527bd76 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - 真っ赤な空の下でから来ました。ここまで読んだだけでわくわくどきどきが止まりません!pommeさんのペースで頑張って下さい! (2020年4月24日 20時) (レス) id: e2e58e1092 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:pomme | 作成日時:2020年4月19日 10時