15話 ページ17
僕は過去にコムイさんから言われたことを思い出した。
コムイ「装備型、そして寄生型のイノセンスを、戦闘中に2つ同時に操れるんだ。君には充分、実力はある」
ランマ「しかし…」
コムイ「それに、今は元帥不足だしね！！！！」
最後のヘラヘラとした一言に、僕は白狼にコムイさんを攻撃してと指示を出した。
その後にコムイさんが悲鳴を上げて逃げていたことは、言うまでもない。
ランマ「上司がアレだからなぁ…」
元帥の推薦を受けた時のことを思い出していると、僕のゴーレムが動いた。
ゴーレム「おーい、ランマ！応援の方で任務だ！今すぐ室長室に行ってくれ！」
僕のゴーレムからした声は、おそらくリーバーさんだ。あの人もコムイさんを上司に持っているから苦労人だ。
ランマ「わかりました、今すぐ向かいます！」
僕は任務の時に着る服装に着替えた。Yシャツは変えず、黒のショートパンツにサスペンダーがついたもの。エンジニアブーツを履き、大きめの団服のコートを羽織った。
黒のキャスケット帽を手に取った時、白狼が「クゥ？」と、反応した。
僕は白狼にニコッと笑顔を向け、「任務だよ」と一言。白狼はピョンと僕の頭に乗った。
任務となれば、長くなるものもある。しばらく部屋を開けることになるかもしれないから、白狼はおいていけない。
さて、行くか。
僕はイノセンスの本を棚にしまい、部屋を後にした。
ー作者よりー
今回の本編が短くなってしまい、申し訳ありません。
このお話を作り始め、初日から100hit以上になり、作者欄ま、大変嬉しく思っております。
これからまだまだ書いていきたいと考えております。
しかし、あいにく日中は仕事で書けない状況になりますゆえ、更新は遅くなってしまいます。申し訳ありません。
それでもチラリとこの作品を読んでいる方、本当にありがとうございます。
少しずつ番外編や、ふざけ内容のものも混ぜていこうと思います。
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作者名：欄ま | 作成日時：2016年8月24日 3時
