もう、誰かを傷つけるのは嫌だ。だから、声を、捨てる。

なくなった声９ ページ9

？？side


話が全く掴めない
なんのハナシヲ母さんとしていたの？一松。


一人暮らしって？就職？ここを出ていこうとしているの？

だめ、ダメだよ。僕らは誰１人として欠けてはいけないんだ。だって僕達六つ子だろ？何より大好きな弟だ。黙って出ていかないで

だめなんだよ。ねぇ、悪いところがあるのなら頑張って直すから。
嫌な所があったのなら直すよ。
ねぇ、だから出ていかないでよ。



スス

《あっ、チョロ松兄さん、起きてたんだね。おはよう。悪いけど他の皆も起こしてくれないかな》

一松が微笑みを浮かべ僕に言ってきた



チョ「っ。おはよう、一松。おい！バカ共！起きろ！」


おそ「んへぇ？なぁに、チョロちゃん。」


チョ「キモい！くっつくな！起きろって！」


一松がトド松を揺すって起こしている
そういえばカラ松は？


チョ「一松、カラ松は？」


《下にいるよ》


チョ「起きんの早いな」


トド「んっ？兄さん？」ﾑｸ


トド「おはよう♥兄さん」


《うっわ、朝からあざとっ》

いつも通りだ。さっきのは…僕の聞き間違いだったかな


チョ「十四松！起きて！」


十四「カッ！起きたぁ！おはよっ！」

チョ「テンションたか」


…でも、念のため。十四松に聞いてみよう。一応あいつの元相棒だし


チョ「皆起きたね、ご飯だよ」


それからご飯を食べて皆、自由にしている。
一松は上にいる


トントンと背中をたたかれた


チョ「ん？あ、一松。どうしたの？」


《猫の所いってくる》


チョ「…あれ？いつもそのバック持っていくっけ？」


《これは、出産間近のメス猫がいて準備だよ。ご飯とかタオルとかね》


チョ「そっか！無事に生まれるといいね！」


《うん！》



もっとよく確認しておくべきだった。中身が本当にそれだけなのか。馬鹿だ。僕は馬鹿だと後悔するのはもう少し先。



￣￣￣￣￣
更新遅れて申し訳ないです！作者、熱があってですね…。お知らせしないでごめんなさい！

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