参ヵ月:私を動かすやつ ページ1
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腹もきちんとみたし、あいも変わらず騒がしく人が行き来しているのを横目に図書館にでも行こうと足を進める
｢A｣
げ、と言いたくなるのを必死にこらえ、進みたくなる足を理性で止めて
｢なんですか｣
｢いつまでこんなところで遊んでいるのですか？｣
遊んでいるのですか？私は
遊んではいないぞ、ただ仕事もしていないが
｢あなたは何のためにいるんですか？
アメリカ支部に行ってきなさい
そっちにイノセンスの修理を頼んでおきました
全くここの連中は不効率すぎて困る｣
｢わかりました｣
さっさとここら去りたくて、素っ気なかったのが気に触ったのかもしれない
停止の声で私は足を止め振り返る
にっこり笑った長官様の顔
うへぇーと思いつつも黙りと、あちらが話すのを待つ
｢これは今新しく進行している計画書です。
目を通して、あなたの能力で再生能力を追加してほしいです。
頼めますね？｣
ぶあっつい紙の束を受け取りうんざりしながらも頷く
｢道中お気をつけて｣
｢はい。失礼します｣
数分前の自分を殴りたい
なぜあんな家畜では無い、人間のような反抗をしてしまったのだろう
あの人に逆らってはいけない
気を損ねてもならない
それが私の主軸だ
重い足取りがついに象を超え、引きずるようにして方舟に向かう
もうやめたいな……
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パール(プロフ) - 冬さん» なんとも嬉しいお言葉。ほかの作品にかまけて、こちらの作品は更新停止になってしまっていますが、ぼちぼちやる気になりました！更新お待ちくださいませ！ (2018年12月16日 16時) (
レス) id: 0f5d7fdb46 (このIDを非表示/違反報告)
冬 - はじめまして、今更ですが小説読ませて頂きました。主人公の設定やミステリアスな雰囲気に惹かれ、一気に全話読みました！とても素敵な作品です。あまりに面白かったため、ついコメントさせて頂きました。応援しております。 (2018年12月6日 2時) (レス) id: 04f099fa8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パール
| 作成日時：2017年9月6日 16時
