きらきら輝くお星様【あんスタ×オンエア！】 (ページ6)

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彼らの舞台(ｽﾃｰｼﾞ)はキラキラと輝いていた。
四つの星が夜闇に輝いているように、
それは美しく輝いた。

そんな中、別のユニットが舞台(ｽﾃｰｼﾞ)に登壇する。
和装をしている二人はとても格好良く、
衣装は動きやすいように工夫されているようだ。
アイドルに詳しそうな女の人達に話を聞いた所、
二人は“紅月”というユニットに所属しているらしい。
本当はもう一人居るらしく、
その人はアイドル科で副会長をしているのだとか。

伝統芸能を重んじる和風ユニット。

伝統芸能は地味に見えても難しいところがある。
人の呼吸を意識して居なければ、
乱れが生じ、ほんの少しの綻びが全てを狂わせる。
言わば、阿吽の呼吸。

完璧であるが故、
ファンサービス等がやりにくいはずだ。

それと比べ、
UNDEADはファンサービスをしても、
全てが狂ってしまうという事は無さそうだ。
金髪の人のファンサービスが目立っている。

それにしても、このライブ。
何かを争っているのか、
和装をしている二人は少しやりにくそうだ。
燃え盛る炎のように赤い髪の人は、
舞台袖を気にしているような気もする。
集中力が途切れている。
それでも魅せ方が上手いからか、
観客がその事に気が付いている素振りは一切無い。

観客は惹き込まれるようにして、
舞台(ｽﾃｰｼﾞ)上のアイドル達を
楽しそうに、嬉しそうに見ていた。