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「鷹見さん、ここですわ。」

私は、手を挙げてくれた人の後ろへ向かった。

「ありがとう」

「いえ。A組の副委員長やらせて頂いている八百万百ですわ。お見知り置きを。」

“上品”を擬人化したような見た目、仕草の人。

「よし、……じゃあ今日のホームルームは終わりだ。」

そういうと相澤先生は教室を出て行った。

休み時間になり、私の席の周りはたちまち人で溢れかえった。

「芦戸三奈だよ!よろしくね!」

「青山優雅だよ☆」

「蛙吹梅雨よ。梅雨ちゃんって呼んで。ケロケロ」

「鷹見くん!A組の委員長の飯田天哉だ!」

「柊翠ちゃん!麗日お茶子ですっ!よろしくね!」

「尾白猿夫だよ、分からないことあったらたよってね」

「柊翠って聞いたことあるぞ!てか今度お茶行かねー?」

「すっげぇ!本物か!?俺切島鋭児郎!よろしくな!柊翠!」

「砂藤力道だ。お菓子あるぞ!」

「障子目蔵だ。よろしく」

「耳郎響香。顔面プラグされて死んでるのが峰田。あいつは気をつけなね?」

「瀬呂範太だ!よろしくな!」

「常闇踏陰だ。俺が宿しているこいつは黒影(ダークシャドウ)だ。」

「轟焦凍だ」

「葉隠透だよっ!!よろしくね柊翠ちゃん!」

「俺の方がつえー!次世代ヒーローNo.1は俺のもんだ!!」

「鷹見、柊翠さん、!“個性”はその翼で、翼を自由に操ることができる上にそのものの温度も変えることができて、ホークスとよく似た“個性”……ブツブツ(以下攻略)」

「目が……目がぁ!!!」

凄いよ。雄英。みんなのキャラ濃すぎ。

「柊翠ちゃん、なんだかホークスに似てるわね。」

カエルみたいな女の子。

蛙吹梅雨。……梅雨ちゃん。

勘が鋭い。

色々気をつけなきゃ。

「ヒーローの中でホークスに1番憧れてるから嬉しい!」

「確かに言われてみれば…!目とか…翼の形とか。あぁ、でも、翼の色はホークスの方が深い色を……ブツブツ」

どうしよう。焦る。

雄英に来て早速後悔してる。

「何ブツクサ言ってんだよ!クソナード!」

「か、かかかっちゃん!!」

「そうゆうの私の前ではやめて。好きじゃない。」

「あ゛あ゛!?!?ぁんだお前!喧嘩売ってんのか!」

「喧嘩ならぜんぜん買うよ??私の方が強いもん。」

「やめといたほうがいいよ。柊翠ちゃん。爆豪くん、強いけど乱暴だし、怖いし、いかついよ?」

赤らんだほっぺたのお茶子ちゃんが止めに入る。

「「「うんうんうん」」」

「全員まとめてぶっ殺す!!!」

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作者名:あずさ | 作成日時:2022年11月29日 19時

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