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にゃあ! ページ29

スランプ明けなので文章が不安定です。
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Aside





眠い。

ひたすらに眠たい。

衣装作りも書類整理も全部久しぶりな
気がしてならない。

決して漫画の様にずっしりと机に
ある訳でもなく、中くらいに重なった紙の束が
3つほどあるだけ。






椚「Aさん」


貴「はい」


椚「…今何時だとお思いで?」








外は日が落ちて夜独特の雰囲気を醸し出す。
時計の針は夜の七時を指さして
ついでに隣で仁王立ちをする椚章臣先生は
鬼の様な顔。

まさに鬼の形相…





貴「…え、でも下校時間はレッスンとかの関係で
無いんじゃないんですか?」


椚「…Aさんは女性ですか、男性ですか?」


貴「生物学的には女性ですね」


椚「あのですね…」








手で顔を覆い隠して大きく溜息を吐き出す
椚先生。

次の瞬間バッと顔を近づけて
弱々しい力で私の手首を後ろの机に押し付ける。






椚「こういう事です
危機感を持てと言っています。」


貴「十分に持ってます」


椚「なら何故私に束縛されているんですか。」


貴「本気じゃないから大丈夫ですよ」







鼻と鼻が、接触してしまう距離で教師と話すのは
多分、ビッチ先生と浅野理事長以来だと思う。

理事長にも同じこと言われた気がする。

ぼーと物を考えていると手首に力が入り
少し痛いのがわかる。


この人は何を考えているんだろう。








貴「怖くないです、私強いですから」


椚「へぇ、なら払い除けてみなさい。


…ほら、無理でしょう?」





ぱっと手を離して崩れたスーツを丁重に直してく
椚先生の発言に少し腹が立つ。

あの場で椚先生を払い除けて障害物。
例えば机や椅子、ロッカー、
それらの物にぶつかり怪我を負われても困るのだ。







貴「投げ飛ばしても良かったのなら
やってました」


椚「…まあいいです
今日だけは送って差し上げますから
さっさと支度してください。」


貴「はーい」

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作者名:★猫魔女★
作成日時:2019年2月13日 6時

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