第２２夜 ページ22
ーシンドバッドsideー
突然Aが持っていた杖の刃の部分を時雨の首元に当てた。
貴方「貴様、何の真似だ？」
今まで聞いていた声ではなく、低くドスの効いた声だった。
時雨「何や物騒やなぁ…別に何の真似でもないし…ただの手合わせやし」
貴方「とっとと帰れ」
時雨「祇夕は…やっぱ帰らんかぁ…………しゃないなぁ、まぁええわ。ロロに報告しとくか」
貴方「っ……」
時雨の口から再び"ロロ"の名を聞いた途端、顔が引きつった。
時雨は、そんなAの頭に手をポンッとおいた。
時雨「俺は帰るけど…まぁ精々頑張りや」
とだけ言い、重力魔法で飛び上がる。
時雨「銀髪褐色の兄ちゃん！また手合わせやろなぁっ！！」
と言って手をブンブン降ると、また魔法だろうか、すっと消えた。
ヤムライハ「…ただの剣士かと思えば…魔導士としての素質もかなりもっているのね…」
ガシャン…
その場に金属音が響いた。
Aが杖を落とした音だった。
シャルルカン「おいお前、大丈夫か…？ってうわっ！ちょっ、おまっ…真っ青じゃねぇか！」
シャルルカンの声を聞き、慌てて俺はAに駆け寄った。
シン「…少し休もうか」
Aはかすかに頷き、俺に体を預ける。
その華奢な体を抱き上げた。
シン「ジャーファル、会議を行う。風雅帝国の探りは入れられたか？」
ジャーファル「………なかなか守りが硬く…多くの情報を入手することはできませんでしたが…、情報は力です。少しでもある場合とない場合ではかなり差が出ます」
シン「そうか…わかった。では会議室に八人将を集めておけ。俺は彼女を部屋に送ってからそっちに向かう」
ジャーファル「御意。」
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北狐(プロフ) - ヤノナトりうむさん» おいっス！頑張ります！ありがとう！((キラキラ (2014年6月28日 15時) (
レス) id: 21450c363f (このIDを非表示/違反報告)
ヤノナトりうむ(プロフ) - 面白いっすね！これからも頑張ってくださいっす！ (2014年6月28日 15時) (レス) id: 17c1b07926 (このIDを非表示/違反報告)
北狐(プロフ) - 進撃のティトス・アレキウスさん» お久しぶりっス！なんか、うち返事すんの忘れてたみたいやね…汗 もしよかったらまたトークしよー！ (2014年6月21日 14時) (レス) id: 21450c363f (このIDを非表示/違反報告)
進撃のティトス・アレキウス - 影狼さん» 何にするんですか？ (2014年2月17日 7時) (レス) id: 5082980ee7 (このIDを非表示/違反報告)
影狼(プロフ) - 進撃のティトス・アレキウスさん» とりあえず変更しよう…。 (2014年2月14日 18時) (レス) id: 21450c363f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：北狐 | 作成日時：2013年11月28日 15時
