薬中の弟【東京リベンジャーズ】

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｢へぇ、それで家出か｣

『ぼくのお兄ちゃんほんとにひどいんだよっ』

｢行く宛てはあるのか？｣







顔の綺麗なお兄さんと３人でお話中





『うんっ、お兄ちゃんのお友達にお仕事ないか聞いてみてなかったらそこのお家行く！』

｢仕事だったらどうすんだ？｣

『考えてない…』

｢ははっ、そしたらここ泊まってけよ！｣

｢そうだな。ついでに俺らも泊まってくか｣






うう。

ドラゴンのお兄さん優しいよぉっ

顔の綺麗なお兄さんも優しい…





『あの、ぼくの名前三途Aって言いますっ。お兄さんの名前知りたいです…』

｢俺は龍宮寺堅。ドラケンでいいぞ｣

｢乾青宗。イヌピーでいい｣

『ドラケン君と、イヌピー君っ』






こんなにかっこよくて優しいお兄さんに

会えてぼくってほんとラッキーかも、ふふっ。



それにしてもイヌピー…って、う〜ん。

聞いたことあるのに〜。





じーっとイヌピー君の顔を見る。






｢俺の顔なんかついてるか？｣

『あっ！わかった！ここのお友達だ〜っ！』

｢え？ここ…？｣

『うんっ、ここの携帯覗いた時にイヌピー君の写真あったの！それでここが仲良しって言ってた！』





そういうと２人はビックリした顔をしてたけど

顔を見合わせて笑いあってた









｢あいつは…ここは元気か？｣

『元気だよ！それにね、ぼく大きくなったらここにお金の作り方教えてもらうんだ〜♪』

｢それはいいな。あいつはすげーぞ？｣







何だかイヌピーくん楽しそうで嬉しいな。









『お兄ちゃんの友達はね、みんな優しくてかっこよくて大好きなんだっ』

｢兄ちゃんの友達もAの事が大好きなんだろうな｣

『そうだと嬉しいなぁ。それにねぼくのファーストキスの相手はねマイキー君って言ってね』

｢マイキー？｣







さっきよりもびっくりした顔をしたドラケンくん

もしかして友達なのかな？

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