【おそ松さん】狐の呪い3【妖怪松】

第85話※グロ注意 ページ5

ーーAsideーーー


もう少しでっ………社につく……！



A「おそ松、もう少しだからね！」



一か八かだけど……、おそ松を社で妖怪界に戻せるかもしれない………



おそ「ｶﾞﾊｯ………ｺﾞﾎｯｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ……ｶﾞﾊｯ……」



血の量が……すごく多い……私の背中に、生暖かい液体が伝ってるのがわかる……





A「……………！！」




私は社に着いた。



……しかし。



社は、すでに燃え尽きていた。




A「そん…な……。」




私はその場に座り込んだ。



けど、不思議な点が一つ。



おそ松が、まだ消えていない。




あれ、なんで消えていないんだろ。



じゃあ、どうしたら消えるの……？



考えながら、おそ松を見つめていると、次第におそ松が首を掻き始めた。



A「………どうしたの？」



おそ「何故かｺﾞﾎｯ…首が、痒いんだ……ｹﾞﾎｯ

掻いても掻いても……痒くなる……ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ」



掻いている首から、血が滲み出ている。



しかしおそ松は掻くのを辞めない。




A「そんな掻いちゃだめだよ、そんな掻いたら血が……」



そこである異変に気づく。



首に、赤い線ができていた。




おそ松の首がどんどん、横にズレていく。



A「え、おそ…松？

首……取れちゃうよ？

落ち…ちゃうよ？」



しかしおそ松の首は止まらない。



そして、おそ松の首は音を立てて横に落ちた。





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