警視庁捜査第八課の新米刑事ちゃんの名推理。 【 黒バス 】

▼　黒子テツヤの痛み ページ34

***





黒子『遅くなりました』




赤司『何処へ行っていたんだい?』




黒子『……別に、トイレです』



青峰『このピアスだけじゃ証拠としての信憑性薄いし
細工するかーっつー話をしてたんだよ。

テツも参加しろ』




黒子『もう、やめませんか』




『『『『…は?』』』』




赤司『何を言っているのかな、テツヤ』




黒子『やめませんかと言ってるんです。


もうこんな細工をしても、八課には勝てません』




紫原『何言ってんのー黒ちん』




黒子『ボク、今さっき八課に行ってきました』




緑間『?!』




黒子『あの人達は、諦めませんでした。ボク達に現場を追い出されても
八課なりに会議をしていて情報も何もゼロなのに。


…ボク達のように、証拠を偽装しようなんて言葉は一つも出てきませんでした。
"自分たちの手で、証拠を掴もう"と、現場に無理矢理入ろうともしていました。




今更、やめようと言われても遅いかもしれませんが。
でもやっぱり違うと思います。こんなやり方じゃ。









もう一度、やり直しませんか』









***







緑間「と、言っていたのでな。

まあ、黒子が言うなら仕方なくなのだよ」





黄瀬「じゃ、じゃあ!!!あのピアス!!!」




赤司「正真正銘、偽装工作無しの証拠品だよ」




青峰「………悪かったよ、あんな態度取っちまって」




黒子「ボクもスミマセンでした」




伊月「青峰、黒子……」



紫原「何ー、皆謝る感じー?

ごめんねー」



氷室「アツシ…」




緑間「悪かったとは思っているのだよ」




宮地「…緑間」



高尾「真ちゃんが謝るとか…マジかよ」






赤司「本当にすまなかったね。

警察が偽装工作だなんて許されることではないのは重々承知しているよ。



……すまない」



虹村「赤司まで…」




赤司「ということで、Aちゃんを七課に異動させてくれないかな?
今日の推理見事だったよ。


あと、"個人的"にも色々お話ししたいからね」




少し顔を赤くして言う赤司さん。



……えっと?←




赤司「どうかな、損な生活はさせないつもりだけど」



笠松「お前らやっぱもう帰れシバくぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

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