。+。第六十五話。+。 ・・幸村さんメッチャ良い人だったァァ!! ページ20
貴女side
「佐助ェェェ!!」
「ちょ、旦那!夜遅くに声がデカ・・って、A」
『さ、佐助ェ・・』
「先程にA殿が額を怪我されたので、某が連れてきたのだ!!」
「な、何で怪我したの?」
佐助にそう問われて、私は幸村さんに抱っこされたままビクッとした。
・・・やばい!流石に佐助は怒る!!ど、どうしよ・・!!
と、思っていると、幸村さんが私を床に降ろしながら、喋った。
「廊下で某がいきなり声をかけたために、A殿が驚いて滑り、壁にぶつけてしまったのでござる」
「じゃあ、旦那が悪いってこと?」
『ち、ちがッ・・!幸村さんは悪くない!私がッ・・!!』
優しい幸村さんは嘘をついてまで私を庇ってくれて、私が撤回しようとすると、彼に口を塞がれた。
「・・佐助、早くA殿の手当てをしてくれ」
『んーっ!んーっ!』
「(これはAがやらかしたのを旦那が庇ってるな・・)
・・了解ですっと!」
『・・庇ってもらってゴメンなさい・・(ボソ』
「いえ!・・佐助の小言は長い故・・(ボソ」
「俺様がなんだって?(ニコ」
「なんでもない!」
「そう。・・ほら、Aオデコ出して」
『ん、よろしく。・・いってェ・・』
「・・こんだけ派手にやらかせば痛いでしょうよ。・・はい、終わりっと(バシッ」
『いったァ!!怪我人には優しくしてよ!!
・・じゃあ、佐助と幸村さんありがとう!!私はもう寝ま・・』
ダッと部屋から出ようとすると、幸村さんに捕まってまた抱っこされた。
「・・旦那やるぅ♪」
「け怪我をしておられる故にござる!!」
『・・ありがとう。佐助!お休み!!』
「はい、おやすみ〜」
抱っこされたまま佐助に言うと、手をふりながら笑顔で返事してくれた。
私はそのまま幸村さんに部屋に運んでもらった。
***
『・・なんか色々すみません』
「いえ!困った時はお互い様でございます!」
『それもそうですね!・・幸村さん、おやすみ』
「おやすみなさいませ」
私は部屋の前で幸村さんに降ろしてもらい、お礼と挨拶をして彼と別れた後
スッと部屋に入って布団にダイブした。
・・幸村さんメッチャ良い人だった!!あれなら絶対モテるよ!!
と、思っていると、だんだん睡魔が襲ってきて、私はそのまま寝てしまった。
。+。第六十六話。+。 “俺の” “某が” ・・もしかして、と、取りあいィィィ?! (見なくても大丈夫です!)→←。+。第六十四話。+。 ・・・いつものように笑ってくだされ。
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伊達政宗の正室♪ - 面白いです(*´∀`)ノギャグでもドキドキしちゃいます(///∇///) (2014年2月22日 17時) (レス) id: d4847c7c33 (このIDを非表示/違反報告)
麗月 - はじめまして!最初からずっと見てます。更新頑張ってください!そして、こじゅにプロレス技かけられる夢主さん…(笑)こじゅ、もっとやれー!!((殴 (2014年2月9日 21時) (レス) id: 376426b8ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時:2014年2月9日 20時