。+。第八話。+。 レス郎に決まr・・ごめんなさいィィ!! ページ10
貴女side
政宗さんと小十郎さんの“伊達軍”でお世話になることになった私。
そこで待ち構えてるのが。
「そうと決まりゃアイツ等にも言わなきゃな」
「そうですな」
『え。あ、アイツ等って誰ですか?』
「伊達軍全員、女中全員・・この城に居る全員だ」
「あったりめェだろ・・」
『え、えええええええ!!む、無理ですよ!!』
「Ah?何言ってんだ」
『だ、だってお風呂・・湯浴みする前に、私凄い睨まれてたじゃないですか!!』
「・・はぁ・・お前が女だからアイツ等も緊張してたんだろう」
『いやいや!ないない!!視線で殺されるかと思いましたもん!』
「んな訳ねェだろ。ほら、立てよ」
『ちょ、政宗さん待ってェェ!!』
そう、皆への挨拶。
手を引っ張ってずるずる引きずる政宗さんに私はストップをかけた。
すると。
「政宗様の言う事にケチつけようってのか・・?」
『ややや、違・・・』
「いい度胸じゃねェかァァァ!!!」
『ぎゃあァァァ!!!』
いきなり片倉さんが怒って私にプロレス技をかけてきた。
『痛い痛い痛い板・・・もう無理ィィィ!!』
ギブアップすると案外すんなり離してくれて、私はぐたっりとその場に寝転んだ。
「・・おい小十郎。いくらなんでもやりすぎじゃ・・」
「躾にはこれぐらいが調度いいのです」
『ちょ、躾って!!私犬みたいじゃないですか!!』
「ああ。犬以下だ(ニコ」
『ヒドイ!!』
片倉さんは綺麗な笑顔で私を罵った。
・・・くっそォォ!!この野郎!!
何が片倉小十郎だ!片倉レス郎じゃん!!
はい、プロレスのレス取って“レス朗”決定ェェ!!
私は勝手に心の中であだ名をつけると、レス郎をギッと睨んだ。
「あ??」
『なんでもないでーす!すいやっせーん!!』
めっちゃ怖ェェエェェェ!!!
あまりにもレス郎・・片倉さんが怖くて速攻謝った。
・・うう、くっそ!!
いつか絶対やり返してやる!!!
私は一人、決意してると政宗さんが手を出してくれた。
「・・遊んでねェで、行くぞ。皆待ってる」
『あ、はい!!(遊んでるように見えるか?!)』
「御意!!」
私は立ち上がると大きな浴衣を庇いながら、片倉さんと政宗さんの後に早足で付いてった。
。+。第九話。+。 これからお世話にります!!→←。+。第七話。+。 腹心とご対面で、お世話になりまっする!!
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黄猫(プロフ) - 4やりました!もうですね、政宗イケメンでしょ!?の繰り返しでしたよwあぁ、政宗になら犯さr((頑張ってください! (2014年3月3日 22時) (レス) id: b94bb2560a (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴンボール大好き(プロフ) - 面白い! 超面白い!!読めば読むほど続きが気になる!!! (2014年1月25日 16時) (レス) id: 11ed21ec52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時:2014年1月19日 16時