。＋。第四十二話。＋。 真田様！お見知り置きを！！ ページ45
幸村side
俺が鍛錬をしていると、女中が話しかけてきた。
「幸村様、独眼竜がお見えになられました」
「む、うむ・・」
女子が苦手な俺は目を合わせずに返事すると、政宗殿が居る門に駆けて行った。
＊＊＊
「政宗殿！！」
「Ｈａ！・・真田幸村ァ、久しぶりだな？
約束通り、甲斐に来てやったぜ？」
「遠路はるばる、ご苦労にござる！
・・・片倉殿の姿がお見えしないのですが？」
「Ａｈ・・。まあ、今日は小十郎だけじゃねェけどな」
「と、申されますと？」
「まあ、見てろって」
政宗殿に話しかけると片倉殿の姿がなく、問うとニヒルに笑って “待ってな” と申されたために少し待った。
すると、そこに佐助が現れた。
「あら、独眼竜の旦那。来てたんだ」
「佐助ェ！そのような口のきき方、無礼であるぞ！」
「気にすんな。猿はそういう奴、だろ？」
「まあね〜。ところで こんなところで何やってんのさ？」
「片倉殿をお待ちしておるのだ！」
「小十郎だけじゃねェけどな」
「ふ〜ん・・。もしかして、“奥州の音竜”も来てるの？」
「Ａｈ？・・奥州の音竜、だァ？んな奴居たか？」
「何でも、琴の音で怪我を治すとの噂が流れておりまするぞ」
「・・・アイツのことか・・」
政宗殿がハァと溜息を吐かれたのを見てると、ザっザと何かをおぶった片倉殿の姿。
「片倉殿！・・背中に居られるのは？」
「ああ・・。おら、降りろ」
『うぎゃあッ！ちょ、降りろって言った時に落としてんじゃないですか！！』
「バシッ！！)・・何か言ったか？」
『いってェェ！！・・・よっこらしょ』
桜舞う中、片倉殿の後ろから現れたのは 小柄な女子。
立ち上がると俺たちを見てニッと笑った。
『どもども！初めまして！！
政宗さんに拾われて、伊達軍・・奥州で暮してる、Aと申しますっ！
真田様！お見知りおきを！！』
元気いっぱいに言って笑った時、俺の心は何故かドキンと跳ねた。
。＋。第四十三話。＋。 わ、私が奥州の、音竜ぅぅぅぅ？！→←。＋。第四十一話。＋。 奥州good bye！ 甲斐に行くぜェェ！！
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黄猫(プロフ) - 4やりました！もうですね、政宗イケメンでしょ！？の繰り返しでしたよｗあぁ、政宗になら犯さｒ（（頑張ってください！ (2014年3月3日 22時) (
レス) id: b94bb2560a (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴンボール大好き(プロフ) - 面白い！ 超面白い！！読めば読むほど続きが気になる！！！ (2014年1月25日 16時) (レス) id: 11ed21ec52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cocoa x他1人 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時：2014年1月19日 16時
