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。+。第四十三話。+。 わ、私が奥州の、音竜ぅぅぅぅ?! ページ46

幸村side


ドキンとした胸を抑えながら、その女子に近づいた。






「A、殿にございますか・・。某、真田源次郎幸村と申しまする!!」


「よろしくねェ〜Aちゃん。俺様は真田忍頭の猿飛佐助ってんだ」


『よろしくお願いします!猿飛様に真田様!』


「っていうかさ、Aちゃんが“奥州の音竜”?」







佐助が問うと、ニコニコ笑っていたA殿は首を傾げた。







『なんですか?それ』


「お前の二つ名だ・・」


「琴の音で治療すると聞いておりまする!」


『ごめんなさい、それ私ですぅぅ!!』








土下座する勢いで頭を下げて、俺と佐助は少々驚いた。







「何ゆえ、謝られるのですか?!」



『だって、綺麗感のある二つ名と違って私は平凡・・顔はそれ以下だから・・。

ガッカリしたんじゃないかと思って・・』


「そんなことはございませぬ!!A殿はとても可愛らしいお顔を・・・」







言いかけて皆が見てることに気づいてハッとした。


顔がどんどん紅く熱くなることが自分でもわかって俯いた。

すると、A殿は照れたように笑った。







『ははっ!お世辞、嬉しいです!!』



「Aちゃん、あのね・・。真田の旦那はお世辞とか言えないのよ。

真っ直ぐで熱血だから、本当のコトしか言えないの!」



「さっ、佐助ェ!!何を申すか!!」


「本当の事じゃない。ねェ?」


「that’s right!!」 「その通りだな」


「お、お二方まで・・!!」




『ま、まあまあ!真田様、落ち着いて!

というか、政宗さんは何で甲斐に来たんですか?』




「そりゃあ、真田とpartyするからに決まってんだろ」


「政宗様は真田と“らいばる”なんだ」


『へェ、ライバル・・。じゃあ、私は何したらいいんデショ?』


「俺様と遊ぼうよ!任務がくるまで暇だしィ〜」



『やた!
んじゃ私は猿飛様と遊ぶんで、政宗さんと真田様、ついでに こじゅさん頑張ってくださいねェ!!』



「ああ」「ついでってなんだ」「応にござる!」








そこで別れて俺は政宗殿と手合わせを始めた。


きっと佐助とA殿は城下に行ったのだろう・・。







「Let’s party!!」


「燃えよ!我が魂!!いざ尋常に勝負!!」


「・・あまりハシャぎ過ぎませぬよう」



「「おおおおおお!!!」」


「・・聞いちゃいねェ、か・・」







俺は政宗殿との大いに手合わせを楽しんだ。

。+。第四十四話。+。 説教・・って、飛んでるぅぅ?!あはははは!!→←。+。第四十二話。+。  真田様!お見知り置きを!!



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黄猫(プロフ) - 4やりました!もうですね、政宗イケメンでしょ!?の繰り返しでしたよwあぁ、政宗になら犯さr((頑張ってください! (2014年3月3日 22時) (レス) id: b94bb2560a (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴンボール大好き(プロフ) - 面白い! 超面白い!!読めば読むほど続きが気になる!!!  (2014年1月25日 16時) (レス) id: 11ed21ec52 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako  
作成日時:2014年1月19日 16時

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