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。+。第四十四話。+。 説教・・って、飛んでるぅぅ?!あはははは!! ページ47

貴女side


甲斐に着くと真田様に挨拶をした。

政宗さんが“真田とpartyする”と言ったために私は猿飛様と城下町でェと。






『ふっはァ〜・・賑やかですねィ!!』


「でしょ?皆元気なんだよね」


『へェ・・』







ノンビリ歩いてると、彼は私の顔をジッと見つめてきた。


・・これってドキってした方がいいのォォ?!

大した恋愛もしたことないし、少女マンガも読んでなかったから、どうしたらいいか全然わかんねェェ!







「・・ねェ、Aちゃん」


『ひゃいィッ?!』


「何で俺様の事、様付けすんの?」


『え、そりゃあ身分が高いから?ですか??』



「いや、聞かれても!・・忍はね、身分とか無いんだよ。

・・情報を掴むだけの道具だから、命を落としても誰も何も思わないし涙も流さないモンなんだよね」



『・・じゃあ、猿飛様も 道具、なんですか?』


「そういうこと」







サラッと答えた猿飛様に私は思いっきりビンタしてやった。


バッチーーーン!!


彼はすごく驚いていて目を見開いていたが、私は構わずに胸倉をつかんだ。







「え?Aちゃん???」





『・・バッカヤロォォォォ!!

何で道具なんて言うの?!

猿飛様も生きてる限り、皆と同じ人間でしょうがァァ!!

死んだときに誰にも悲しんでもらえない人間いねェんだよォォ!!


猿飛様が死んだら、真田様は絶対泣いて悲しんでくれる!!

真田様だけじゃない!甲斐の人全員だよ!!

ついでに私も泣いて悲しむわ コノヤロォォォ!!


道具なんかじゃない!私たちと同じ人間じゃボケェェ!!


・・・分かったか?!』








説教してたハズなのに、私の目からポロポロ涙が零れおちた。



・・もう!この泣き虫がァァ!!直せるもんなら直してェェ!!



彼の胸倉から手を離して、止まらない涙をぬぐった。


そうすると、俯いていた猿飛様は顔を上げて私を見た。







「・・・うん、分かった。

・・Aちゃん、ありがとう」






笑いながら震える声で、そう言った。


ゴシゴシ目を擦って私はニッと笑って、





『うむ!!分かればヨロシイ!!!』





と、言ってやった。



すると、彼は無言で私をガシっと掴んで鳥で空を飛びやがった。





『ぎゃああァァァ!!私空飛んでるぅぅぅ?!

・・あはははは!!飛んでるぜェェ!!』






怖すぎて最終的に笑ってしまった。



・・私、何処に連れて行かれるんだろ?!

。+。第四十五話。+。 サスケ is my friend!!→←。+。第四十三話。+。 わ、私が奥州の、音竜ぅぅぅぅ?!



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黄猫(プロフ) - 4やりました!もうですね、政宗イケメンでしょ!?の繰り返しでしたよwあぁ、政宗になら犯さr((頑張ってください! (2014年3月3日 22時) (レス) id: b94bb2560a (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴンボール大好き(プロフ) - 面白い! 超面白い!!読めば読むほど続きが気になる!!!  (2014年1月25日 16時) (レス) id: 11ed21ec52 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako  
作成日時:2014年1月19日 16時

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