。＋。第三十五話。＋。 まさかの跳び蹴りじゃァァァァ！！ ページ38
政宗side
年配の女中は花実を睨んで
「A様、お気をつけくだされ。あの女の妹でございます故、毒でも盛られていたら かないませんわ」
と、言った。
花実の拳にはポタポタと雫が落ちていた。
・・このクソ女・・！！
一喝してやろうと立ち上がろうとした時、既にAが立ちあがっていた。
俯いて髪の毛で顔が隠れて表情が読み取れない。
・・なんだ・・？
不思議に思っていると、Aは部屋から出ようとする女中に向かって、ダッと走り出した。
・・まさか、コイツ・・！！
その まさかで。
ガッシャァァァァァン！！！
「きゃあッ？！」
全「？！」
Aが女中に思いっっっきり 跳び蹴りをした。
全「(えっ、ええええ？！)」
その場に居る全員が茫然としてると、唖然と倒れてる女中をAはギッと睨んで
『・・馬鹿ァァァァァァァ！！！』
そうデカい声で叫んだ。
部屋・・城全体がビリビリと震えるようだった。
耳を塞いでると、今度はAが女中に馬乗りになって、胸倉をガッと掴んだ。
『・・何で・・何で！！仲間なのに信じないの？
花実ちゃんは悪くないし、関係ないじゃん！！
・・私が・・私が・・！ミミちゃんの気持ちに気付いてあげれなかったの！
私が悪いの！！誰も悪くない！！
・・・少しでも花実ちゃんを疑った人、謝って。
花実ちゃんに謝れ！！！』
歯をギリッと噛み締めながら、そう叫んだ。
花実は涙を流し、疑っていた兵達は “疑って、悪かった” と謝った。
「・・ごめん、なさい・・・」
Aの迫力に怯えた女中は小さな声で謝った。
そうすると、Aは立ち上がって花実の所まで来て、泣いている彼女の手を握って部屋を出たのだった。
フッと小十郎の方を見ると、目が合って苦笑いした。
兵達はAを恐れて震えあがっていた。
。＋。第三十六話。＋。 真のトモダチ、Ｇetだぜ！→←。＋。第三十四話。＋。 流石にブチっときちゃいますよ？
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黄猫(プロフ) - 4やりました！もうですね、政宗イケメンでしょ！？の繰り返しでしたよｗあぁ、政宗になら犯さｒ（（頑張ってください！ (2014年3月3日 22時) (
レス) id: b94bb2560a (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴンボール大好き(プロフ) - 面白い！ 超面白い！！読めば読むほど続きが気になる！！！ (2014年1月25日 16時) (レス) id: 11ed21ec52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cocoa x他1人 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時：2014年1月19日 16時
