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。+。第三十四話。+。 流石にブチっときちゃいますよ? ページ37

貴女side


『むふむふ・・こじゅさんの背中、あったけェ〜』


「おい、あんまり くっつくな」


『そう言わずに・・』


「落とすぞ」


『止めときま〜す』







もうすぐ着く直前で こじゅさんにキツくギュッとくっつくと、 “落とす” と言われたため速攻で止めた。


・・これくらい、いいやん!!たまには甘えてもさァ・・。



と、思っていると いつも間にか部屋の中に入っていて、皆の注目の的となってしまった。







『うぎゃあ!皆見てるぅぅ!こじゅさん、降ろして・・』


「Aさん!大丈夫ッすか!?」

「心配しましたよ!」

「Aちゃん!大丈夫?!痛いとこは?!」







こじゅさんに“降ろして”と言いかけた時、皆からかけられた言葉は“大丈夫?”“心配したよ”という言葉で、嬉しくて涙がでそうになった。







『大丈夫です!皆、心配かけてゴメンね!それと・・ありがとう』







言うと、皆ホッとして笑ってくれた。

次の瞬間には こじゅさんに落とされたけど!(泣)



何となく花実ちゃんを見ると、ずっと俯いていて、すぐに部屋を出たが、周囲からの視線も冷たいものだった。


・・そっか、花実ちゃんの・・義理のお姉ちゃんだったもんね・・。

でも、花実ちゃんは悪くないし関係ないのに・・。






『あの、政宗さん(コソ』


「Ah?なんだよ・・」







小さい声で隣に座る政宗さんに話しかけると、政宗さんは私に合わせて耳を傾けてくれた。







『・・花実ちゃんは悪くないのに、どうして こんな目で見られるんですか?(コソ』


「・・仕方ねェ。義理だと言えど、姉は姉だからな。
・・・だが、俺は・・こんな雰囲気をつくる奴らだと思ってなかったぜ(コソ」






政宗さんも静かに怒っていて、私も“うんうん”と頷いた。


そうこうしてると、花実ちゃんが私のご飯を持ってきてくれた。







「お待たせしました」


『ありがと、花実ちゃん。・・今日も美味しそうだね』


「ありがとうございまする」







ご飯に手をかけた時、年配の女中さんが私のもとに来て、ご飯を下げて新しい物を置いた。







「A様、お気をつけくだされ。あの女の妹でございます故、毒でも盛られていたら かないませんわ」







そう言って花実ちゃんをギロッと睨んだ。


花実ちゃんは俯いていて、膝の上に置いてある拳は震えていた。





そこで私はブチっときた。

。+。第三十五話。+。 まさかの跳び蹴りじゃァァァァ!!→←。+。第三十三話。+。 こじゅさん号、発進じゃァァァ!!



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黄猫(プロフ) - 4やりました!もうですね、政宗イケメンでしょ!?の繰り返しでしたよwあぁ、政宗になら犯さr((頑張ってください! (2014年3月3日 22時) (レス) id: b94bb2560a (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴンボール大好き(プロフ) - 面白い! 超面白い!!読めば読むほど続きが気になる!!!  (2014年1月25日 16時) (レス) id: 11ed21ec52 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:cocoa x他1人 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/mosako  
作成日時:2014年1月19日 16時

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