。＋。第三十三話。＋。 こじゅさん号、発進じゃァァァ！！ ページ36
貴女side
『・・っ・・んぬぅ・・？？』
ゆっくり身体を起こすと、座りながら暫くボーっとした。
・・誰もいない・・何か不安だわ。
・・私、寝てたんだ・・頭痛い・・。
と、考えているとスッと戸が開いた。
「・・Aさん」
「花実、立ち止まったりして一体どうし・・」
『・・・おはようデス』
そこには三人の姿。
そんなことをボーっと考えてると、三人はバタバタと私に駆けてきた。
「Aさんッ！」
「「Aッ！」」
『・・皆、どうしたんですか？』
「どうした、じゃねェ！・・もう起きてて大丈夫なのか？痛いところは？？」
『・・頭と首が痛い、です』
そう伝えると、皆は何とも言えない表情をしてしまった。
・・そんな顔、させたくないのに・・。
「・・琴は？」
『え？』
「琴で治せねェのか？」
「Nice idea！！・・花実、持ってこさせろ！！」
「はいっ！」
私が返事をする前に、政宗さんが花実ちゃんを出動させてしまった。
琴を持ってくるまで、部屋で大人しく待った。
＊＊＊
「お待たせしました！」
花実ちゃんは一人で大きな琴を持ってきてくれた。
・・小柄なくせに この娘スゴイな！
・・むほォォ！何か調子でてきたぞォォ！！
『ありがとね。・・んじゃ弾きますか』
〜〜♪〜〜・・・・。
お礼を言った後、私は直ぐに弾き始めた。
「・・・A、どうだ？」
『・・特に何も変わりませんね！でも、調子はでてきました！』
立ち上がって、二カッと笑うとピースしてやった。
「無理しないでくださいませ！」
「そうだぜ。無理して何かあったら・・」
『私に何かあると思いますか？！』
全「・・・」
『喋れやァァ！！・・ほら、いつも通り元気ハツラツですよ！』
「そう、だな・・。もう夕餉だが、食えるか？」
『余裕のよっちゃんですよ！！』
「・・Aさんが丈夫な方で良かったです」
『それは褒めてるのか、けなしてるのか』
「・・行くぞ」
『ういっす！！』
調子のでてきた私はご飯を食べに部屋から出た。
『ッ・・』
「大丈夫か？」
『こじゅさん・・おんぶ』
「・・今回だけだぞ」
『ありがと、ございます』
歩いてる途中に頭がクラクラしてると、こじゅさんが声をかけてくれて、おんぶしてもらった。
・・こじゅさん号、夕飯に向かって発進！！
。＋。第三十四話。＋。 流石にブチっときちゃいますよ？→←。＋。第三十二話。＋。 傷つけた代償。
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黄猫(プロフ) - 4やりました！もうですね、政宗イケメンでしょ！？の繰り返しでしたよｗあぁ、政宗になら犯さｒ（（頑張ってください！ (2014年3月3日 22時) (
レス) id: b94bb2560a (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴンボール大好き(プロフ) - 面白い！ 超面白い！！読めば読むほど続きが気になる！！！ (2014年1月25日 16時) (レス) id: 11ed21ec52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cocoa x他1人 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時：2014年1月19日 16時
