。＋。第二十五話。＋。 花実ちゃんのキモチとは、なんじゃろな・・。 ページ28
貴女side
『いや〜遊んだ遊んだ！！』
遊び終え、おっさんみたいに そう言いながら お城の中へ入ると、バタバタと駆けてくる音がした。
「Aさん！！」
『おお！花実ちゃん！・・どうしたの？』
「どうした、ではございませぬ！そのお怪我！どうなされたのですか？」
『あ〜・・この怪我の事・・・』
そう、私は散々いじめ抜かれて とうとう怪我までしてたのだ。
・・やり返してやったけどな！ケッ！！！
苦笑いしながら自分の身体を見てると、花実ちゃんの表情がどんどん曇っていった。
「・・Aさん。貴女様も女子でございます故、もっとご自分を大事にしてくださいませ」
『・・私的には大事にしてるつもりなんだけどな・・どっかの誰かさんのせいで、こうなったんだけどなァァァ！！』
「・・政宗様と小十郎様に ございますか？」
『そうなんだよねェ〜。本当に困っちゃうよ』
「そうでございますね・・・」
花実ちゃんが喋ろうとした時、私は誰かに抱き寄せられた。
「Aちゃん！！」
『あ、成実さん。どしたんですか？』
「皆で遊んだって聞いたよ！」
『はァ、それが何か？』
「何で俺も誘ってくれなかったのォォ？！」
『成実さんという者を忘れてました』
「ヒドッ！！」
『っていうか、ウザいからいい加減離れて・・・』
イラつきながら成実さんを離そうとした時、何となく花実ちゃんを見ると、なんかこう・・微妙な表情をしていた。
『・・花実、ちゃん・・・？』
「あっ！も、申し訳ございません！！取りこんでる所を まじまじと見てしまいまして・・！
私は、夕餉の用意をしてきますので、ごゆっくり！！」
『あっ、え？ちょ、花実ちゃんんんん？！』
花実ちゃんはハッとして駆けて行ってしまった。
・・・私、何かしたっけェェェ！！？
成実さんを“せいやッ！！”っと背負い投げしてから、私は部屋に籠ってみた。
・・特に何も感じないな！！！
＊＊＊
その後は花実ちゃんも普通に接してくれて、ご飯を食べ・お風呂に入り・そのまま就寝した。
・・・今日の花実ちゃんは、一体なんだったんだろ・・・？
疑問に思いながら、夢の中へといったのだった。
。＋。第二十六話。＋。 農民に会いに・・何行か前の私は馬鹿ァァ！！→←。＋。第二十四話。＋。 リンチ＝イジメって知ってますかァァ？！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 64人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黄猫(プロフ) - 4やりました！もうですね、政宗イケメンでしょ！？の繰り返しでしたよｗあぁ、政宗になら犯さｒ（（頑張ってください！ (2014年3月3日 22時) (
レス) id: b94bb2560a (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴンボール大好き(プロフ) - 面白い！ 超面白い！！読めば読むほど続きが気になる！！！ (2014年1月25日 16時) (レス) id: 11ed21ec52 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：cocoa x他1人 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/mosako
作成日時：2014年1月19日 16時
