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よんじゅーご。 ページ46

七海「虎杖君!!!」


悠仁「今度は何!?」

七海「止めは待ってください!
Aさんは…」



ストッ



『もう止めは刺しました』


七海「…これを見てください」



そこには腕時計をした呪霊の腕があった。



『…え』

悠仁「え、なになに?どういうこと?」



これって…

普通は映らないはずの呪いの腕、人間の腕時計、血。



悠仁「んー?
呪霊ってこういうの映らないんじゃ…」

七海「落ち着いて聞いてください。
私達が戦っていたのは…」





家入「人間だよ」

家入「「いや、元人間と言った方がいいかな。
映画館の三人と同じだな。呪術で体の形を無理矢理変えられている」」


七海「それだけなら初めに気づけますよ。

私達が闘った三人には呪霊のように呪力が漂っていた」


家入「「そればっかりは犯人に術式のことを聞くしかないな。ただ脳幹のあたりにいじられた形跡がある。

恐らく意識障害…錯乱状態を作り出すためだろう。


脳までイジれるなら呪力を使えるように人間を改造することも可能かもしれん。

脳と呪力の関係はまだまだブラックボックスだからな」」



そっか、犯人の呪霊の術式か。

体の死は脳の圧迫や体の急激な変化によるもの。
精神の死は術式によるもの、か。

けれど最後は私の手で…



家入「「そうだ、虎杖とA、聞いてるか?」」

悠仁「あ、ウス」

『聞いてますよ』



家入「コイツらの死因はザックリいうと体を改造させられたことによるショック死だ。

君達が殺したんじゃない。

その辺、履き違えるなよ」


悠仁「はい…」


『……』





悠仁「どっちにしろ俺にとっては同じ重さの他人の死だ。

それでもこれは趣味が悪すぎだろ」



やっぱり、悠仁は優しい。
人を殺そうとした事を悔やんで、犯人に怒れる。


私は…人を殺そうとした事に、罪悪感を感じない。
何故かな。

私も人間のはずなのに、人を無闇に殺す呪いに、怒ってたくせに、今は、人を殺したのに、涙一つでない。


それが、悔しい。



七海「あの残穢自体ブラフで、私達は誘い込まれたのでしょう。

相当なやり手です。

これはそこそこで済みそうにない。


気張っていきましょう」



『!』


悠仁「(おう)!」



『…はい!』

よんじゅーろく。→←しんじゅーし。



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おかかかか(プロフ) - プスメラさん» 貴重なご意見ありがとうございます! (2021年2月8日 23時) (レス) id: 48fcbe9d4c (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - おかかかかさん初めまして、この小説は五条悟オチがいいです。お願いします。続き頑張って下さい。応援してます。楽しみにしてます。 (2021年2月8日 18時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おかかかか | 作成日時:2021年1月12日 1時

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