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59話 ページ9

私の夫の元就様は父上が病没したという報告を受けて氷暗に来た




『……父上』


「A」




私達の前には父上の亡骸


元就様が私の肩に触れる




『大丈夫よ…』


「そうは見えぬ」




ポロポロと涙が流れるが私はそれを止めようとしても止まらない


父上の最期は笑顔でいたいのに……




「今は泣くが良い……その後笑顔を見せよ」


『うん…うん…』




私は涙を流す




『父上…私、頑張るわ…

この国を何処の国にも負けない…豊かな国にしてみせます…

だから…』




『心配しないで下さい』と言い、私は精一杯の笑顔を見せた

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作者名:月読巫女 | 作成日時:2016年10月23日 17時

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