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昔のone's first love ページ34

音也「俺...思い出したんだ...昔俺たちの施設と合同で遊んだことがあったんだよ...」

切ない目で私を見つめる


音也「香月Aって子と...ジャスティンって男の子がいて....」


じゃ....ジャスティン!?


って...もしかして...


あの子のこと?


音也「俺たち....昔遊んだことがあったんだ...此処で...」


確か...ギターを持ってて....その子の名前は...


「音也くん....」


不意に出た名前


音也「そう...俺のことそう呼んでた...」


な....なんで忘れてたんだろう...


すごく....大切にしようと思っていた思い出だったのに...


音也「俺...あの時初恋だったんだよなぁ...(ボソッ」


ボソッと言った言葉は聞こえなかった


だけど自然と溢れてくる音也さんの笑顔は


音也「また会えたね!俺たち!」


キラキラの笑顔....


でも....


「どうせなら...また3人で会いたかった....」


ねぇ....君と一緒に....あの時話したこと...覚えてるかな...


私が泣いていたとき


『音也は俺の大親友でAは俺の大切な人になっててきっとまた会うときは3人だから悲しくない!』


少し意味はわからなかったけど...君も悲しかったんだろうね...


音也「....なんであの子は俺にジャスティンって嘘の名前を教えたんだろ..」

それは....

「大嫌いな....両親との....唯一残っている....愛情のこもった名前だから」


大嫌いで...大嫌いで...少しも私のことを見てくれなくて..


ただ見て欲しかっただけなのに...


「ははっ...余計なことまで思い出しちゃった....」


もう....思い出したくもない...あの日の出来事...


私は両親の喧嘩を止めようとして


最初に割れてあったガラスで背中を怪我した


それでも少しは見てくれるかと....大丈夫と言ってくれるかと思っていたのに...


両親は私のことを見て笑ったんだ...


『ノロマで邪魔くさいガキが』って....


つーっと一筋の涙が溢れる


「あれ?.....なんで...」


涙なんて...出ないはず...


音也「.....香月....」


無言でぎゅっと抱きしめてくれた


音也さんはすごく優しい鼓動をして..


頭をゆっくりなでてくれて...


「うぅ......っ....なんでぇ...」


なんで見てくれなかったの


お父さん...お母さん...

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クローバー - はじめまして! この小説とても面白くてハマりました!更新頑張ってください!!(> <) (2013年6月12日 5時) (レス) id: 153853a983 (このIDを非表示/違反報告)
サーヤ - とってもよかったです。これからもがんばってください。 (2013年5月30日 14時) (レス) id: 6a5b9688ee (このIDを非表示/違反報告)
*神谷征十郎*(プロフ) - おもしろいですが・・・オリジナルじゃ無いのでオリジナルフラグ外してください。 (2013年4月8日 18時) (レス) id: 308c185cf5 (このIDを非表示/違反報告)
翔愛(プロフ) - はじめまして!!この小説読んで、すっごくハマりました( ´ ▽ ` )ノ更新頑張ってください♪ (2013年2月25日 21時) (レス) id: ddac4d0915 (このIDを非表示/違反報告)
宍戸由香(プロフ) - この小説好き!頑張ってちょ☆ (2012年11月26日 7時) (携帯から) (レス) id: 74615987f9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:音にゃん | 作成日時:2012年5月7日 9時

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