【うたプリ】StocK (ページ27)

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花 25 ページ27

恋羽side

あのライブがあってから１週間。私達はTV業界に引っ張りだこだ。チャンスを逃すまいと全部受けてるけど、おかげで少し疲れ気味。

恋羽「クイズ番組………ですか？」

月「そ～なの！２人1組で参加する番組『話してクイズ』よ！どう？」

恋羽「出たいです！クイズ好きだし！あ、でも、２人1組ってことは私ともう1人…………誰ですか？」

月「ふふっ、それはねぇ～」

当日のお楽しみよ♪

ってわけでTVスタジオに来ました！パートナーの子と楽屋が一緒らしいので早速………とっつにゅー！！

恋羽「おっはよーございまーす！！」

？「遅いっ！」

な、な、なんて事だ……！可愛い………だと！？

恋羽「初めまして！私StocKの神崎恋羽！よろしくね！貴方は！？」

ブンブンと握手して挨拶すると若干引かれた。

？「え、遅いの一言は無視なの？まあいいや。僕はHE★VENSの帝ナギ。クイズ番組で君のパートナーだよ」

あぁ～どっかで見たことあるなぁと思ったらHE★VENSか！アイドルの情報収集してたら出てきたグループだ。

恋羽「帝くんか～！よろしく！今日のクイズ頑張ろうね！」

帝「まあ、僕がいればクイズなんて楽勝だよ」

恋羽「やだ何その自信満々な態度可愛い好き」

おっと大変だ。心の声が漏れてしまった。

帝「こんな能天気そうな人とクイズなんて………大丈夫かな？」

恋羽「大丈夫だよ！多分！」

そう言うと深いため息をつかれた。その時、私は気づいてしまった。そう、

帝くんが萌え袖をしていることに！

そんな……萌え袖だなんて………可愛過ぎかよ！反則だ！似合うってどういうことだよぉおぉおお！！！

帝「ちょっと大丈夫？何でプルプルしてるの？」

恋羽「何でもない……。ただちょっと可愛さに身悶えしてるだけ……。アイドル万歳………」

帝「？？」

抱きつきたい。でもやらない。だって来栖くんと約束したから！

『誰にも抱きつかなかったらご褒美やるから。約束。撮影頑張ってこいよ』

もうあんな笑顔で言われたら頑張るしかないでしょ！ってわけで、帝くんと仲良くなってクイズ番組優勝するために頑張るぞ！オォー！