松野家の次男は狙われている件について。【おそ松さん×七つの大罪】

第２５話　（過去編　おそ松ｓｉｄｅ） ページ27

守る決意をしてから・・・








東郷さんがカラ松を誘うたびに俺は邪魔をする事にした。








邪魔をする俺を機嫌が悪そうな表情で睨み付ける東郷さん。








邪魔をしないと・・・カラ松が狙われる・・・








邪魔をしないと・・・カラ松を守れない・・・








そんなある日・・・東郷さんは邪魔をし続ける俺に堪忍袋の緒が切れた様だ。








家に帰ろうとした時に東郷さんに呼ばれて渋々裏路地に来た俺。









東郷「何で・・・邪魔をするんだよ・・・」








裏路地に来た瞬間から単刀直入で俺に言う東郷さん。








おそ松「何でって・・・普通に考えて邪魔をするだろ・・・」








俺は低い声で言いながら睨む様に東郷さんを見ていた。








おそ松「アンタがカラ松しか誘わない事も・・・

　 俺が邪魔をする度に不機嫌そうな表情で見る事も・・・

　 そして・・・カラ松が風邪で寝込んでいるのも関わらずキスをした事も・・・

　 全部含めて、東郷さんがカラ松を狙っているって普通に見れば分かる・・・

　 なら・・・邪魔をするんだって東郷さんが聞くのならば・・・

　 カラ松は俺の弟だ・・・東郷さんから守る為に邪魔をしたって言ったら怒るか？」
　








東郷「あの時の氷枕を落としたのはお前だったのか・・・おそ松・・・

　 まあいい・・・別に怒ってねぇよ？

　 お前を殺せばカラ松が手に入る事が分かったからな・・・」








東郷さんはそう言った瞬間、俺の右頬に痛みが走った。








どうやら・・・東郷さんに殴られた様だ。








その後、殴られたり蹴られたり、暴言を吐かれた。








東郷「俺は強盗で殺人を犯した俺に負けている時点でお前は守れないんだよ・・・」








おそ松「ハァ・・・ハァ・・・それがお前の本性・・・みたいだな・・・」








俺がそう言った瞬間・・・また殴られたり・・・蹴られたりした。








そして・・・近所の大人と警察が来て・・・








東郷さんはその後・・・警察によって捕まったのである。

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