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第十二話 ページ17

「ちょ、レオくん?」


校門を出て少ししたくらいでレオくんが急に止まった。


「……と…から」

「え?」

「Aがテンシといるからーー!!!」



え、可愛いかよ。


「嫉妬したの?」


レオくんこくり、と小さく頷く。



「Aはおれの彼女だろ?なのにテンシなんかと……」





オレノカノジョ?


まぁ、察してたけど!?


5股してる子に成り代わるなんて……



先が思いやられる。



「うん、ごめんね?」


「いいぞ……」


「帰ろっか」


レオくんは黙って私の手をとる。







「家、ここだかっ」


唇に何かが当たる感触があった。



「レオくん……?」



レオくんとキスをした。



「A。おれはAのこと好きだよ」



そう言ったレオくんの瞳はとても悲しそうだ。



「私も。だから安心して」

「うん。じゃあな」

「ばいばい」







簡単に“好き”とはいえなかった。

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アイス(プロフ) - 承諾しましたーー!!更新も頑張っていきますね! (2022年9月17日 13時) (レス) id: e9d7bd8c54 (このIDを非表示/違反報告)
髑髏(プロフ) - musicの方フレ申しました!IDはymzfudshです!いつも更新楽しみに待っています! (2022年9月17日 12時) (レス) @page5 id: cc975a844d (このIDを非表示/違反報告)
アイス(プロフ) - 奏さん» ぜんぜんいいですよーー!待ってますね! (2022年9月14日 16時) (レス) id: e9d7bd8c54 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - フレンド申請してもいいですか? (2022年9月14日 7時) (レス) @page5 id: 1308f2fa86 (このIDを非表示/違反報告)
アイス(プロフ) - 咲良さん» そう言ってもらえて嬉しいーー!!更新も頑張ります! (2022年9月13日 20時) (レス) id: e9d7bd8c54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ロール x他1人 | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2022年8月29日 0時

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