クラス替え？・・そんなものは存在しない。 ページ3
「・・・マジかよ・・。｣
『・・・マジだね。うっほい！！』
今、環と見ているのが廊下に張り出されているクラス表。
他のクラスのみんなは、「よっしゃ！今年もよろしくな！」「おう！」・・みたいな声や、「あー・・今年はバラバラだね・・。悲しい死んじゃう！！」「大丈夫だって、昼に会おうよー！」・・のような声が聞こえる。
しかし、しかし私たちのクラスだけは。
誰 一 人 変 わ っ て い な か っ た 。
「何でだよ！！！」
『まぁまぁいいじゃん。半蔵も一緒だし・・！！』
「うーん・・。」
まぁ、徳川君と一緒なのは、ある種奇跡かも。
実際、あの夢を見てから少し意識し始めたのだ。
ほんの少し、だけど。
まぁ、私が思ったところで徳川君と結ばれるわけもないだろうし。
所詮諦めモードである。
ため息をついていたら、見覚えのあるバカと前髪が私のところへ走ってきた。
『おっ、三成様！ありましたよっ！！！』
『ふん、クラス替えなど興味はない。・・ところで担任は誰だ左近！秀吉様だろうな！？』
『・・あ、いやー・・片倉先生ッスね・・。』
『何故だァァァァァァ!!!!何故今年も秀吉様ではないのだァァァァァァ!!!!!』
「・・うわー・・・。」
廊下で急に叫び、床にひれ伏す石田君。なんだこいつ
『・・真美、関わらないようにしよう』
「了解」
『・・あっ！！！先輩！！！』
「げっ」
何で気づくんだよこのチャラ男・・・！！！
『・・テメェ・・・・。』
「・・・睨まんといて・・・・。」
私は悪くないぞ友よ・・・。すべてあのチャラ男が悪いんだ・・・。
『春休みぶりッスね！』
「ソウデスネ」
『・・貴様、体育祭の・・！！・・またしても同じクラスか。』
「何か文句あっか」
『何だと！？！？もう一度言ってみろッッ!!!』
「だから何か文句あっかって聞いてんだろうがよォォォォ!!!!この前髪アーモンド!!!!」
『貴様ァァァァァァァァァァァァ!!!!!』
『三成様！！せ、先輩！！二人とも落ち着いて！！！！』
『・・真美、崩壊してるから。ジミーズ崩壊してるから。』
新学期から大波乱です。
生きていけるかな。
―続け―
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ニマ(プロフ) - おもしろいのに…最新頑張ってください！！ (2016年8月13日 22時) (
レス) id: 3174b68823 (このIDを非表示/違反報告)
noizu - 続きが気になります更新頑張って下さい (2015年5月2日 19時) (レス) id: 522ea41974 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩蕎麦。 | 作成日時：2014年11月12日 23時
