路地のバカヤロウ。-環side- ページ14
『・・・・・。』
「・・・・・。」
ただいま、服部君と下校中である。
ま、まさか、共に帰れる日が来るなんて夢にも思わなかったよ・・!!
ハッ!・・こ、これはもしや・・夢!?
『・・うぐっ』
「どうした?」
『い、いや、何でもない・・』
「?・・そうか。」
試しに頬をつねってみたが覚めない。・・これは現実だった!!やったああああああ!!!!
心の中で歓喜していると、道が分かれた路地に入った。
「俺はこっちだが・・。お前は?」
『こっちだよ。』
「そうか。・・じゃあな、また学校で。」
『うん。・・ばいばい。』
互いに手を振り、分かれた。
『・・チクショウ・・路地のバカヤロウ・・!!』
路地さえなければまだ一緒に帰れたのに!!!
無言だったよ!!マトモな会話あんましなかったよ!!!!
私は壁を一発殴った。痛かった。
『・・でも、幸せだったなぁ・・。ウフフフヘヘ・・・。明日風魔さんに知らせよ・・!!』
ひそかに服部君との恋を応援してくれている風魔さんに報告しようと、ウキウキのまま帰路についた。
-続け-
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ニマ(プロフ) - おもしろいのに…最新頑張ってください!! (2016年8月13日 22時) (レス) id: 3174b68823 (このIDを非表示/違反報告)
noizu - 続きが気になります更新頑張って下さい (2015年5月2日 19時) (レス) id: 522ea41974 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:塩蕎麦。 | 作成日時:2014年11月12日 23時