資料室にて。-環side- ページ12
『・・服部君?』
私は張り切って早めに資料室に来たが、まだ来ていないようだ。
『まさか服部君からお誘いだなんて・・!!何だろ何だろ・・ウヘッヘヘ』
ひとりウヘウヘしていると、ドアが開く音がした。
「・・すまない、待たせたか。」
『いっ、いやっ、今来たところだから!!全然平気だよ!!』
「そうか。なら良いのだが・・。」
あああああやっぱり格好良いよ服部君んんんんんんんんん!!!!
気遣ってくれるところとかもう・・もう・・!!
『・・で、よ、用事って何かな・・?』
「確かお前は委員会に属してないんだったな」
『ま、まぁ・・。』
「それ故、この部屋の掃除を手伝ってもらおうとしたのだが・・。駄目なら帰ってもいいぞ」
『いえいえいえ是非とも手伝います』
「そ、そうか・・?」
軽く首を傾げるそのしぐさにもキュンとくる。
やばいよ・・!!やばいよぉぉぉぉおぉおおぉぉぉ!!!!!
『うん。この部屋だけでいいんだよね?』
「あぁ。・・本当にすまないな、感謝する。」
『いいいいえいえいえ!!!』
本当に感謝でいっぱいである。
『で、でも何で私なんか』
「・・たまたま目に入った。」
『た、たまたま・・』
少し心にグサッときましたよ服部君。
でもいい、一緒にいられるなら・・!!!
私は嬉しそうに顔を緩めた。
(作業開始)
-続け-
22人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ニマ(プロフ) - おもしろいのに…最新頑張ってください!! (2016年8月13日 22時) (レス) id: 3174b68823 (このIDを非表示/違反報告)
noizu - 続きが気になります更新頑張って下さい (2015年5月2日 19時) (レス) id: 522ea41974 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:塩蕎麦。 | 作成日時:2014年11月12日 23時