【戦国BASARA】どうやら私の青春は間違っているようです。-第２章-

諦めんなよ！！ ページ11

『石田君。』

「・・・何だ」

『何で諦めようとするの』

「・・あいつらはあいつらでいればいい。」

『ハァ。だからお前は前髪アーモンドなんだよ』

「何だとッッ！？！？！？」

『まぁまぁ怒るなってジョニー』

「誰がジョニーだ！！」

『これはあくまで考察だけど。私が思うに、ジョニーがそこまで女の子に想いを寄せる事ってあんまないと思うんだよね』

「・・・・。」

『だから、その数少ない想いを捨てちゃ駄目だと思うよ。私は。』

「・・しかし、あいつは・・・。」

『うん。そうだよね。確かに環は服部君の事が好きだよ。・・でも、あくまで一方的な片思いなだけであって両思いではないよね。ましてやリア充でもない。』

「・・・だから、何だと言うのだ」

『正直、ジョニーは諦めたくないってのが少しあるでしょ』

「・・・・・・・・。」

『もしあるならさ、ぶつけちゃいなよ。いっぱい絡みなよ、話しかけたりして。そんで、思いが整ったら一気に告白しちゃえばいいじゃないの』

「しかし・・」

『フラれたらフラれたでいいじゃない。そこで諦めるもよし、また諦めずに告白するのもよし。そこは口出ししないよ。』

私だって、いずれそうなる時が来るかもしれないし。

「・・二度も、告白していいのか・・？」

そこに食いつくか・・・。

『いいんじゃない？一回しか告白しちゃ駄目っていうは法律ないし』

「・・・そうか・・。」

『確かに今は服部君一筋だよ。・・でも、少なからず環にはジョニーの探しものを手伝った記憶があるんだから。きっとジョニーの望む未来に変えることだって出来るんだよ。』

「・・・・・・・。」

『何かあったらまた話聞くし、アドバイスもするから。・・環の事なら任せろ、ジョニー』

「・・・少し、頑張ってみるか・・。・・感謝する。」

『いやいや、気にすんなよジョニー』

「・・それと、先ほどから思っていたが私の名はジョニーではない・・！！」

『まぁまぁいいじゃねぇかジョニー』

「ッだから・・ッ！！」


(▼ 私と ジョニーの 友好度が ＵＰした ！)
(▼ 石田君の あだ名が ジョニーに なった ！)

-続け-

資料室にて。-環side-→←恋愛事なんてこの小説に合わんよ・・。

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