62.今度は都会のど真ん中 ページ14
グラファイトとも話をしてみたがパラドが何故Aの恋愛ゲームのラスボスになったのかはよく分からなかった。
永夢「やっぱりただ僕達とゲームをしたいだけなんでしょうか、、」
黎斗「それにしてはやり方が陰湿たな。Aにおかしな過去を見せたり。彼らしくない気もするが」
その時、CR全体がグラグラと揺れ始めた。
ニコ「何？！地震？！？！」
大我の腕にしがみついてニコが怖がる。
大我「いや違う！」
飛彩「どこかのゲームエリアに転送されるぞ！」
飛彩がそう叫んでも抗う術も無く全員が転送された。
早朝の街だろうか。
ビルの谷間の広い道路へ降り立ったが、車も無く人もいない。まったくほかの気配がしない都会の真ん中だった。
ポッピー「何ここ？」
貴利矢「なんか気持ち悪りぃな、、」
貴利矢が辺りのビルをキョロキョロと見上げてみたが、その窓にも人影は全くなかった。
黎斗「A？？Aはどこだ！！」
黎斗の声に全員がお互いを見たがまたAだけがいない。
大我「まさかまたパラドがAを連れて行きやがったのか？」
「正解！」
もうパラドはフードを被ってはいなかった。
嬉しそうな顔で近くの高速道路の端からひらりと飛び降りて全員の目の前に降り立った。
グラファイト「パラド！！一体どういうつもりだ！！」
パラド「怒るなよ、グラファイト！俺からしたらお前こそどういうつもりか知りたいぜ。人間の女なんかに夢中になって！」
グラファイト「Aは俺の愛した女だ。人間かどうかなど関係ない！」
パラド「お前、バグスターがこの世界を征服して人間どもを支配するのが目的なんじゃなかったのか？そのお前が人間の女一人にのぼせて上がってるのは見ていられない！」
永夢「パラド！Aさんをどこにやったんだ！！」
グラファイトを睨んでいたパラドは永夢の声にまた笑顔になった。
パラド「永夢！お前とはもっと本気で遊びたい！」
貴利矢「Aはどこだ！！」
パラド「教えてやるからまたゲームしようぜ？Aはどこかのビルの一室にいる。6時間以内に見つけないと俺がAをもらうぜ？」
ポッピー「こーんなビルばっかりの中から見つけるなんて無理だよ！！」
パラド「じゃあ諦めろ」
貴利矢「おーい、ヒントくれよ、ヒント」
パラド「そうだな、、白いビルだ」
ニコ「はぁ？！ほとんどのビルは白いんだよ！！」
パラド「また時々ヒントを出してやるさ」
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うなぎ(プロフ) - 読み返しました。展開も会話も全部おもしろいと思う。打ち切り残念。結末のテーマは壮大な愛か、、、。色んな愛の形だよ。 (2018年5月27日 21時) (
レス) id: f7b08b87dc (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - 優芽さん» どうもありがとうございます！また次回作、良かったらみてください♪ (2018年5月17日 17時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - moon791さん» いつも本当にありがとうございます！今回はこんな形でしたがまた次回頑張ります♪ (2018年5月17日 17時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
大崎舞子(プロフ) - kojiさん» 途中で終わってしまってすみません！！またよろしくお願いします！ (2018年5月17日 17時) (レス) id: 82a79b3fc1 (このIDを非表示/違反報告)
優芽(プロフ) - お疲れ様でした！面白かったです！次回作でも、あえることを願っています… (2018年5月15日 14時) (レス) id: aed56382a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おおさきまいこ | 作成日時：2018年4月29日 1時
