ページ ページ7
.
「家入硝子。あんたは？」
「！さっき自己紹介したの聞いてなかったんですか？！」
ムスッとした顔を近づけながら問うてくる転校生。
さっきはそれどころじゃなかったんだよ、なんて言葉をしまって＿
「ごめんごめん。もう一回聞いて良い？」
「小町Aです！」
「そう、じゃあAって呼ぶね。あと敬語外しなよ、同級生なんだし。」
「！！うん！」
何故だか��同級生��という言葉に目を輝かせるA。
「名前も硝子って呼んで」
「しょ、硝子ちゃん！！！」
何が嬉しいのか、再び目を輝かせて私の名前を呼ぶA。
あ、もしかして＿
「京都校には同級生いなかったの？」
「え、なんで分かるの？すごいね硝子ちゃん」
まあ、この反応を見てたら大体の人は分かるだろう。
「..それでこっちに転校してきたとか？」
「そんな理由で来ないよ！私はね、五条悟を＿＿＿あ。」
え？結局五条？？てか普通そこで話止める？気になるじゃん。
「何」
「い、いや。なんでもな＿」
「絶ッ対誰にも言わないから、私だけに教えて」
Aの雰囲気からして言ってはいけないことを口走ってしまった様な雰囲気だったが、流石に口を割らないだろうか。
「ほんと？硝子ちゃんだけだよ？」
言う。
この子はどうやら教えてくれるらしい。
「うん、約束」
「あのね、＿私、京都校の学長の任務で、五条悟を惚れさせに来たの。」
ボソッとAが、私にだけ聞こえるように小声で話した。
てか、
「は？」
五条を..惚れさせる？
「学長は五条悟の弱味を握りたいんだって。」
続けてAが語り出すが、理解が追いつかない。
この子は一体何を言っているのだろうか。
しかも五条の弱味になるなんて、自らの命を投げ捨てているようなものじゃないか。
きっとそのことにもこの子は気づいていない。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 204人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おさとう(プロフ) - rimuさん» 嬉しいコメントありがとうございます(^-^) (2021年11月6日 8時) (
レス) id: bf2ce2a2ad (このIDを非表示/違反報告)
rimu - とても面白い作品ですネ！！ (2021年10月27日 23時) (レス) @page15 id: 8604b433e3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おさとう | 作成日時：2021年2月10日 20時
