愛寵噺参【東京卍リベンジャーズ】 (ページ42)

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「聞きたいの…？」

「おう。正夢(まさゆめ)にしてやろうと思ってな」

夢の内容を現実にするという意味だった

「……教えてあげてもいいよ」

少しの間の後に彼女は口を開いた

「シチュエーションは…路地裏」

場所は夜中の路地裏で中々緊迫した状況だと語った

「マジか。野外かよ」

「ちょっと強引な感じで…いつもより、余裕がなさそうだった」

普段の彼からは想像ができなかった

「でも、女の子は…男の人にちょっと強引にされる方が好きなの」

刺激的な方が魅力的に映った

「だからね。私のこといつでも襲っていいよ。

私のカラダ、若狭の好きにして……」

大胆な発言をして潤んだ瞳で追い打ちをかけた

「………Aも淫乱になったもんだな」

彼は今の率直な感想を述べた

「ふふっ…。若狭のせいだよ。純粋じゃない私はキライ？」

「嫌いなわけねェだろ。むしろコッチの方が好き」

そう言って彼女の額に口付けを落とした

「最近の子はね。女の子の方が…欲が強いんだよ」

彼の首に腕を回して距離を縮めた

「だから…いつでも相手できるよ」

そして自分に引き寄せて囁くように告げた

「………随分と大胆な誘い文句だな。

まぁ…Aになら付き合ってやるよ」

「ねぇ。そろそろお喋りはおしまいにして…えっちの続きシよっか」

彼の首に腕を回したまま彼女は行為の続きをせがんだ

「ん。前提の途中だったもんな」

彼は彼女を支えて軽く口付けをした

「…っ……ぁっ…んッ…！…」

そのまま彼女の胸を優しく揉んで空いた片方の手で下半身にそっと触れた

「っは……んッ…っ、、」

中に2本指を入れた彼は少しずつ慣らしていった

「感度良すぎ。すげェ濡れてる」

糸を引くぐらい蜜が指に絡みついて感度がよく分かった

「ね。若狭…。もう入れてほしいから…キて？」

自分の指を使って中を拡げながら彼を誘惑した

「あんま煽るンじゃねェよ。マジで理性が壊れる」

「壊れていいよ。めちゃくちゃに、シてほしいの……」

彼女は半分涙目でかき乱されたいと本音を告げた

「……後で文句言うなよ」

後のことを考慮して彼は前置きを据えた

「言わないよ。私が…それを望んでるんだもの」

2人は時間をかけて正夢を実行し互いに愛を確かめ合った