魔法少女【オリジナル】 (ページ8)

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「……」

「……」

二人はテストを見て棒立ちしている

「どうした？
まぁ酷い点数取ったんだろうが…
だから勉強しとけっつったのにな」

心治己がただただ呆れていると

「「よっしゃあ！！！」」

「は？」

二人は歓喜の声をあげた

「はぁ…運が良かったなお前ら。
まぁ回避は出来ても赤点スレスレだったぞ。
ちゃんと勉強しろよ」

担任は3人をジトッと見ていた

「へぇほんとに運が良かったんだな」

「ああ！！これで補修がなくなる！！」

「本当に良かった…」

「…」

「先生、
こいつらなんで問題視されないんでしょうね」

「テスト以外は問題ないからギリギリなんだよ」

「なるほど…」

「「はぁ」」

もう毎日2人に呆れを感じている

「今回30点以下のやつは補修だ。
俺のクラスじゃいないはずだがな。
どんな結果でもちゃんと復習するように。
後…」

「センセー話ながーい」

「質問以外で割り込んでくるな馬鹿」

「はーい」

「本当に分かってのかよ…
一週間もしないうちに冬休みになるが、
課題は答えを写しても普通にバレるからな。
真面目にやれよ」

「「「「「はーい」」」」」

様々な同じ音

返事が聞こえる

こんなので不良品の見分けがつくのだろうか