ナルト疾風伝～うちはの強眼少女の里への愛～3 (ページ41)

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百三十六話ページ41

～回想終了～

[カカシ] その面っ!?

[A] えぇ。これは私の暗部時代の面...

[カカシ] A...お前は過去の記憶を全部捨てた訳じゃないんだな?

[A] まぁ、はい。

[カカシ] なら、こっちに戻って来い!仲間がいる方に!

[A] 私の過去の記憶は仲間などじゃない...暗部の時の孤独の記憶と一人だった孤独の記憶だけ...

[カカシ] 孤独?...

[A] 私は家族も誰も分からなくて、ずっと一人だった...

[カカシ] だが、三代目がいたろ?

[A] 確かに...だけど、たちまち外を歩けば...あの目...私を孤独にする目....

[カカシ] ?...

[A] 私を見れば『あの子でしょ?家族も分からなくて、三代目に拾われて裕福な暮らしをしてる子。』

[カカシ] っ!?

[A] だから、私は『ズルい子』だった...辛かった...そして周りが怖かった...

[カカシ] ...

[A] 暗部の時の孤独はカカシ先輩...貴方も分かるでしょ?

[カカシ] ×す事に溺れて自分自身を忘れる...

[A] そう、私もそうだった...任務に必死でうちはAを忘れ、暗部のミランになってた...

[カカシ] っ...

[A] それも孤独だった...いつしか誰も私をAと見なくて皆が離れて行くようで...

[カカシ] それは...

[A] 貴方にも分かるんでしょ?

[カカシ] なら、何でその辛い記憶を捨てない!?

[A] ふっ...今、私は誰からも認められる強さを持ち

　皆の辛さも知っている...そして私はこの世で一番神に近い暁のミランと名乗る!!