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注意報〜30〜 ページ13

現在、部員が集まって食堂で会議中です



花「まぁ そんな感じだ」



花宮先輩が全てを話し終えると皆は物凄い形相で僕の事を見つめる



嫉妬と欲にまみれた狼の様な瞳で



「…っ…」



僕は怖くなってつい俯いてしまった



日「…結局…Aは誰の仔猫なんだよ」



沈黙を破ったのは日向先輩



先輩の言葉で皆がこそこそと喋り出す



赤「僕の仔猫だ」



「え?」



赤司が皆にも聞こえる大きな声でそう言った



僕は誰の仔猫でもないし…



そんなことを考えていると赤司に反論する者が出た



それは



花「ふはっ…何言ってんだよ 俺の可愛い可愛い仔猫に決まってんだろ バァカ」



花宮先輩



可愛いと言われたからか僕の顔はほんのり紅くなる



そんな僕をよそに周りの皆は口を揃えて「俺のだ」だとか「今度は俺が喰う」だの話し始めた



「あ、あの…」



このままじゃ話しは進まないと思い隣に座っている花宮先輩に話しかけるがどうも周りが煩くて話せない



赤「はぁ…誰の仔猫か僕達で決められないなら



Aに選んでもらえばいいじゃないか」



「え…?」



そ、そんな…



黄「いいすね!それ!」



紫「さんせー」



満了一致で僕が決めることになってしまった



赤「さぁ…A 誰がいい?」



妖しく笑う彼等に背筋が凍る



けど、僕が選ぶ人はもう決まっている




















「花宮…先輩です」



か細い声でそう言った



花「ふはっ…まぁそうだよな?



可愛いがってやるからな?



A…」



耳元で囁かれ顔が熱くなる



今「なんや〜 花宮か…



Aきーつけんと…花宮は激しいからなぁ?」



そんな今吉先輩の言葉にまた顔が熱くなる



今「おーきに」



今吉先輩を始めとし皆は食堂から出ていった



花「んじゃぁ戻るか」



「はい…」



花宮先輩はまた僕の事を姫抱きして食堂から出ていった























赤「酷いなぁ…Aってば



お仕置きしなくちゃね?」



少年が独り、ニヤリと笑ったのは誰も知らない。

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花宮中毒σ(*´∀`*)(プロフ) - 飛鳥さん» ありがとうございます!!(*´∇`*) (2014年10月7日 7時) (携帯から) (レス) id: ec60adc91a (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥 - 虹村先輩キター(・∀・)カッコイいです。 (2014年10月7日 7時) (レス) id: be0935d1ec (このIDを非表示/違反報告)
花宮中毒σ(*´∀`*)(プロフ) - 蜘蛛音さん» みどりんやばいですね←鼻血出そうですwww (2014年10月5日 23時) (携帯から) (レス) id: ec60adc91a (このIDを非表示/違反報告)
花宮中毒σ(*´∀`*)(プロフ) - 花宮真GODさん» はなみゃーに惚れて何年経っただろうか…← (2014年10月5日 23時) (携帯から) (レス) id: ec60adc91a (このIDを非表示/違反報告)
蜘蛛音 - 花宮ぁぁぁぁぁマジかっこよす。緑間も惚れてまうやろ。 (2014年10月5日 23時) (携帯から) (レス) id: d482e87b83 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花宮中毒σ(*´∀`*) | 作成日時:2014年9月30日 3時

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