注意報〜19〜 ページ2
「本当に…?」
緑「もちろんだ」
緑間は少し照れ臭そうにして言った
「ぁ、ありがとう…」
良かった…
狼じゃない人がいてくれて
それに守ってもらえて
緑「とりあえず今日はもう遅いのだよ
早く寝ろ
俺は部屋に戻る」
「ぅ、うん…」
僕は今にも消えそうな声で返事をした
だって怖いから
緑間がいなくなったら僕は一人
寝込みに襲われでもしたら…
緑「はぁ… まったくお前は分かりやすいのだよ… ここにいてほしいなら言え」
「え?」
緑間はそう言うと僕の隣に座った
緑「何かあったら大変なのだよ… 今日からは一緒に寝てやる」
「ふぇ?!」
い、一緒に寝るって?!
あまりにも唐突すぎてへんな声が出た
緑「ほら、さっさと寝るのだよ」
「ち、ちょっと!同じベッドに寝るの?!」
そんなの心臓が持たない!
緑「じゃなかったら俺は床に寝るのか?」
「それは…」
さすがに守ってくれるのに床で寝かせるわけには…
緑「だったら決まりなのだよ
はぁ…
大丈夫なのだよ 俺はあいつらみたいにお前を襲ったりしない」
まぁしょうがない…
寝るしかないか
「おやすみなさい」
そう緑間に言って僕はベッドに潜り込んだ
緑「あぁ おやすみなのだよ」
緑間は軽く返事をしてベッドに入った
狭いベッドに二人が寝そべる
狭いな…
そう思いながら緑間に背を向ける
そして瞼を閉じた
が
「ふにゃぁっ?!」
緑間が後ろから抱きついてきた
びっくりして、つい猫みたいな声が出てしまう
緑「寒いから暖めろ」
そう耳元で言われてビクッとする身体
「は、恥ずかしいから離して…っ」
緑間の腕の中でもがくけど抜け出すことはできなかった
僕は諦めて寝ようとした
「んにゃぁ…?!」
不意に尻尾を触られる
尻尾は敏感だから甲高い声がすぐに口から出る
緑「本当に仔猫みたいなのだよ…」
いやらしい手つきで尻尾を触り続ける緑間
「…ぁ…にゃ、ぁ…ぅ…」
触られるたびに熱くなる身体
溢れる声
緑間は狼じゃないけど変態だ
そう僕は確信した
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花宮中毒σ(*´∀`*)(プロフ) - 飛鳥さん» ありがとうございます!!(*´∇`*) (2014年10月7日 7時) (携帯から) (レス) id: ec60adc91a (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥 - 虹村先輩キター(・∀・)カッコイいです。 (2014年10月7日 7時) (レス) id: be0935d1ec (このIDを非表示/違反報告)
花宮中毒σ(*´∀`*)(プロフ) - 蜘蛛音さん» みどりんやばいですね←鼻血出そうですwww (2014年10月5日 23時) (携帯から) (レス) id: ec60adc91a (このIDを非表示/違反報告)
花宮中毒σ(*´∀`*)(プロフ) - 花宮真GODさん» はなみゃーに惚れて何年経っただろうか…← (2014年10月5日 23時) (携帯から) (レス) id: ec60adc91a (このIDを非表示/違反報告)
蜘蛛音 - 花宮ぁぁぁぁぁマジかっこよす。緑間も惚れてまうやろ。 (2014年10月5日 23時) (携帯から) (レス) id: d482e87b83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花宮中毒σ(*´∀`*) | 作成日時:2014年9月30日 3時