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「(王者…か)」 ベシッ

汐「な〜に考え事してんの?」

「何でもない…ニコッ、ちょっと外出てくる」

汐「あ、うん。…(Aが考え事するなんて珍しいな)」

姫「どうしたの?汐音」

汐「Aが少し外に出てくるってニコッ」

姫「あら、珍しいわねAにしては」


「あぁぁ!疲れたぁぁ」

“王者青道”

Aの頭にその4文字がよぎる

「(何かあるといつもここに来てしまう…(๑´^`๑)でも、落ち着くんだよなココ……ってあれは?村人A!…てか、あの球の速度)」

ビューンッ___バーン

沢「…なっ」

降「ごめん、力加減間違えた…地元じゃ僕の球を受けてくれる人がいなくて、雑誌の記事を見てわざわざこの高校を受験したんだ」

「へー、以外とカッコイイセリフ吐くじゃんw」

沢「あー!お前はぁぁぁあ」

「君のその球…私が受けてあげるニコッ」

降「(こんな女の人が…僕の球を)」

バシッ

「さぁ!ばっちこーい!」

降「(怪我しても知らないっ!)」

ビューンッ__スパーンッ

ミットにおさまるボール

「じゃぁ、次は、私の番ね〜、いくよ〜!」

ビューンッ___

降「…なっ」

バーンッ

受け止めきれず、吹き飛ばされる降谷

沢「あ…あ〜」

唖然とする沢村

「君の球とってもいいね…!私の心がビビットきたよ!」

降「は、はぁ」

「きっと近いうち、一軍で受けてもらえるよ。一也にニコッ」

沢「おれは!?」

「村人Aじゃ無理だよ〜w」

沢「なんでぇぇぇ(泣)」

「まぁ、頑張りたまえ〜w」

背を向けて手を振る彼女はその場をあとにした…

「〜♪♪〜♪♪(もー、悩み事なんて吹き飛んじゃったや!)」

汐「おかえり、A」

「ただいま〜ニコッ」

汐「悩み事は?解決した?」

「うん!ばっちり!(  ̄▽ ̄)v」

「さぁ!練習頑張るよぉ〜⤴」

汐「(こいつ、ほんとバカねw)」

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作者名:「 」 | 作成日時:2018年7月21日 22時

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