検索窓
今日:11 hit、昨日:1 hit、合計:63,606 hit

第7Q アレ姉と弟子さん達 ページ9

「おせーよ、A」

鼻を小指でほじりながらショルダーバッグを背負った大輝が言う。
きたなっ!

「大ちゃん汚い!!」

私と同じことを思ったらしい、桃色の髪を高い位置で一つに結んださつきが大輝に言う。

「まあ上がって?」

「おーう」「うん!」

此処で話すと地味に寒いし。と付け加えて二人を家へ迎え入れる。
...って言っても、二人が家に入るのは何回目かもう分からない位なんだけどね。

すると、大輝が

「あー、やっぱ姉さん居ねえのか」
とリビングのドアを開けて言った。

...?あぁ、アレ姉のことか。

アレ姉は【アレクサンドラ=ガルシア】という名前の元NBA選手だ。
今は27、8歳だったかな。
アメリカに住んでいて、尚且つお母さんの妹だ。
偶に遊びに来る。日本のアニメが好きなんだとか。

...たぶん大輝は、アレ姉の【おっ(P音)】が好きなんだと思うけど。

と思っていると、
「お姉ちゃん次いつ遊びに来るの?」
とさつきが私の顔を見ながら笑って言った。

んーー、確か...
「まだ決まってないらしいけどね...
でもアレ姉の弟子さんが日本人って言ってただろ?」

【私の弟子二人はめちゃくちゃ可愛いんだ!】
【日本人で、バスケ教えてくれって言ってくれてな!】
【たまに二人だけでボールを取りに行こうとか馬鹿な作戦立ててたりするけどな!】

【めっちゃ良い奴らだから、今度さつきと大輝とAにも会わせてやりたいな!】

以前アレ姉が日本に滞在した際の言葉だ。

実は弟子さんに会えるのを私は楽しみにしてたりしている。

「うんうん、
...あ、それなら弟子さんが日本に帰ってくる時に一緒に来るとか!?」

さつきが片手を口の前に置いて、そう言う。

第8Q 髪の毛と名前→←第6Q 二人と私の家



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
66人がお気に入り
設定タグ:黒バス , 帝光編 , 女主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ツカサ(プロフ) - オチは絶対虹村! (2018年11月21日 3時) (レス) id: 4f74b7f358 (このIDを非表示/違反報告)
alice(プロフ) - ぽんずさん» うっわ、本当ですね!オフェンスとディフェンスが逆になってました、、見返していないので気付かず申し訳ないです、、ありがとうございます。更新頑張らせて頂きますね。 (2018年2月7日 17時) (レス) id: 2cfa7e2e07 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず - 38Q、DFは守備側だと思うんですか……自分の受け取り方が違かったらすいませんこれからもこうしんがんばってください! (2018年2月7日 17時) (レス) id: eb7021b0da (このIDを非表示/違反報告)
alice(プロフ) - プリンさん» そうですw w w!分かる人はわかるネタですよね()コメントありがとうございます! (2018年1月29日 18時) (レス) id: 2cfa7e2e07 (このIDを非表示/違反報告)
プリン - ごちうさ? (2018年1月29日 18時) (レス) id: 2999c996de (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:alice | 作成日時:2017年12月23日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。