【黒子のバスケ】帝光中バスケ部、強襲GO！【女主】

第20Q 灰色男とクソ ページ23

灰色の髪の男に左腕を掴まれて俗にいう「壁ドン」をされた。
うわぁ、ベタ。

「お前だy...ってなんだこいつ！後ろ姿詐欺じゃねえか！」

...は？その言葉を聞いて私は決めた。

「胸ねえじゃねえか！」

私を見てそう言うクソ男。
さよなら、悪い奴だったなお前。
お前のことは忘れないよ。5秒間だけな。

右手は使えたから力振りかぶった右腕をそいつの溝に当てる。
あ、右腕掴まれた。

「中々暴力的じゃねえか...。
まあ顔はタイp」

まあこんな事に屈するAちゃんじゃない。
油断してたから右足に力を入れてそいつの股間に当てる。

周りの男子が眉間にシワを寄せた。

彼(クソ男)の両手が塞がり、少し屈んだのを見て少し左に出る。

そして右足で背中を蹴った。

最後に首に何度か足を乗せて声を出来る限り低くし、こう言った。

「お前覚えとけよ」と。

「行こ！征くん！」
と征くんに声をかけると征くんは少し青ざめた顔で

「あぁ.....。」
と返事をした。
後に聞くと股間を蹴るのはやめてくれ、見ているこっちも辛い。と言われた。

そんな痛いのね。

そして後に彼(クソ男)は同じクラスであると知った。
名前は「灰崎祥吾」というらしい。
今日は遅刻、昨日はサボりだったから二人とも知らなかったのだ。
そしてそしてそいつの苦手なものに「藍原A」が追加されたのであった。

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