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たった今、ボックスから引いたボールにはでっかく鬼と刻み込まれていてさ。
(なんつうか…言葉も出ない、俺には仲間もいないのか‥ぼっち…なるほどね)
北「もっ、も〜う、こんなの嫌だ!」
ダッと、大きな声で叫びながら教室を飛び出す。
藤「北山!」
横「ミツ!?」
後ろで藤ケ谷や横尾さんが慌てて呼ぶ声も耳には入らず、俺は走った。
が、暫くし「…やっちまった」自分の行動を深く後悔し足を止め。
勢いよく飛び出して来たせいか「ここ、図書室?」いつの間にか見知らぬところへ迷いこんでしまい。
(俺って本当にバカだな)
嫌なことがあったくらいで教室を抜け出すなんて、どう考えても幼稚すぎ。
(まぁ今から教室へ戻ったところで怒られるのがオチだし目の前にある図書室に入り見学でもすっか)
呑気にそんな事を思いガラッとドアを開け中へ入ると、そこはシーンと静まり返っていてよ。
北「誰もいね意外と図書室って独りだと不気味で怖い、ははっ」
俺は、いくつもの並べられている本を見ながら呟く。
奥まで行くと端にはソファーが置かれ、その手前の数メートル先には机などが規制正しく並び。
「なんか豪華すぎてビックリだ」小さな声で言葉を発し。
近くまで来てマジマジ見ると、このソファーかなりフカフカしていてさ。
(んふふっ、柔らかそう)
いかにも高級感が溢れ出ている。
北「座っても大丈夫だよな」
キョロキョロと辺りを見渡して、誰もいないのを確認すると恐る恐る腰を掛け。
(やっべぇ〜)
北「なに?この肌触りの気持ち良さ」
気がついたら、腰だけではなく身体全体がもたれ。
(本当にフカフカだ)
スリスリし「あぁ〜なんか癖になる」やめられない止まらない。
(んふふっ、少しだけこのままでいてもいいよな?)
俺は、そんなことを考えながらスーッと眠気が襲ってきて悪い癖が出てしまう何処でも寝てしまうという。
(少しだけ少しだけなら大丈夫)
北「少しだけ…す‥こ…し」
ゆっくりと目を閉じた…
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Tai.Qi(プロフ) - ちぐさん» いえいえ、こちらこそいつも有り難うございます、やはり元滝担として力が入ってしまうんです(笑)デビューが決まったとき嬉しい反面、二人の絡みが見れなくなるのが寂しかったので演舞場で久々共演した時は萌え〜でしたから(笑) (2018年10月24日 18時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
Tai.Qi(プロフ) - ももさん» 有り難うございます、同じく書いている作者さまにそう言って頂けると心が軽くなります昔から好きなんですよね気がつけば出演者がどんどん増えてしまって(苦笑)有り難うございます励みにし頑張ります。 (2018年10月24日 18時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
ちぐ(プロフ) - 先輩達の中でもやっぱり滝沢くんとの絡みは1番私の中で好きなやつです!Tai.Qiさんの作品は様々な人が出てきてくれるので妄想力が沸きます笑 いつもお話ありがとうございます! (2018年10月24日 18時) (レス) id: 49f8e6a8bb (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - Tai.Qi様 お久しぶりです!鈍感なKさん可愛いです!それを守るFYも(><)様々な方が出てきてニヤニヤしています。更新する度に怖い気持ちとても分かります!それでも書きたくなりますよねヽ(´▽`)/コメント出来ておらず申し訳ありませんでした!楽しみにしてます☆ (2018年10月24日 18時) (レス) id: db5af09c34 (このIDを非表示/違反報告)
Tai.Qi(プロフ) - 藤北かじゅさん» 有り難うございます、そう言って頂けると頑張って書いている甲斐があります亀ちゃんside初めてだったので少し不安だっただけに、とても嬉しいです。 (2018年10月6日 21時) (レス) id: ce1f6b094a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Tai.Qi | 作成日時:2018年10月4日 15時