落ち葉集め・下 ページ50
6つ子と落ち葉集め・下
四男:一松の場合
「皆よくやるよね…」
「ちょっと一松!?
なに一人でココア飲んでんの!!」
「あ、Aも飲む?」
「ほんと?飲むー…じゃなくてっ!
なんでサボってるのか聞いてるの!」
「だって今日一生懸命掃除したって
どうせ三日も経てば元通りだよ?
そりゃやる気無くすでしょ…」
「う…まあ確かに一理あるけどさ?
今日は、頑張ったご褒美的なそういうのに
託つけてマッサージしてあげようかなとか
考えてたのに…ってまだ話途中なんだけど!
まさか本当に帰っちゃうの…!?」
「帰るなんて一言も言ってない。
さっきは休憩してただけだし
今から掃除再開するし」
「そ、そう…(効果絶大すぎ…)」
五男:十四松の場合
「うっわ〜!落ち葉がいっぱい!」
「これは遣り甲斐がありそうだね…
よし!ちゃっと終わらしてちゃっと帰ろ!」
「うん!」
「……」
「……」
「……」
「……た」
「え?なんか言った?」
「飽きた!!」
「え!?まだ初めて十分ぐらいだよ…!?」
「でも飽きちゃったー!
なんかして遊ぼうよ〜っ!」
「なんかって言ったって…」
「あ!栗はっけーん!それっ!!」
「ぎゃあっ!?な、なにして…!」
「栗合戦しようよ!当たったら負けね!」
「まず栗合戦がなんなのかわかんないし、
十四松の腕力で毬栗投げたらそれは
ちょっとした殺人未遂だからね…!?!?」
六男:トド松の場合
「っうわあ!?」
「!?びっくりした…!どうしたの…?」
「そ、その落ち葉の下に、むっ虫が…っ!」
「え?どこ?…あ、ほんとだ」
「はあ!?ちょっ、よくそんなの平気で
掴めるよね…!」
「いや、別に軍手の上からだし…」
「ぎゃああっ!?」
「今度は何!?」
「目の前にミノムシがっ、て避けたら
こっちは蜘蛛の巣…!?!?」
「トド松!一旦落ち着こ!ね!」
「うぅ…も、ほんと帰りたい…」
「ここ木が多いから余計に虫多いんだよ。
向こうの道の方してきたら?」
「うん…、
(情けない男だと思われちゃったかな…)」
「トド松!」
「、?」
「もうちょっとだから頑張ろうね!
そんで終わったら焼き芋半分こしよう!」
「う、うん…!(半分こ…!)」
__________________
ついにお話がいっぱいになりました…!
今まで観覧/評価/コメント/お気に入りしてくださった方、本当にありがとうございました
続編は今日中に作る予定です
これからも細々と続けていこうと思いますのでよろしくお願い致します!
2016.10.1.
674人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モチ子(プロフ) - 彩音さん» Part2にもコメントくださってますよね!ありがとうございます(;_;)めっちゃ感情移入してくださってるみたいで嬉しいです!笑 Sっぽいのを書いたらへたれっぽいのも書きたくなるんですよねぇ…これからも楽しんでもらえるよう頑張りますのでよろしくお願いいたします! (2017年10月19日 10時) (レス) id: 6a9c24bc71 (このIDを非表示/違反報告)
モチ子(プロフ) - 松野家さん» 私は松野家さんのコメントを見てニヤニヤが止まりません(( Part2の方にもコメントくださってますよね!本当にありがとうございます!めちゃめちゃ励みになります(´;ω;`)これからもどうぞよろしくお願い致します…! (2017年10月19日 10時) (レス) id: 6a9c24bc71 (このIDを非表示/違反報告)
彩音 - 一松がキュンとしたの初めて見た! (2017年10月3日 21時) (レス) id: 1c053ca98c (このIDを非表示/違反報告)
彩音 - うわぁーーーーーんチョロ松ごめーん!!!!!!!!(泣) (2017年10月2日 22時) (レス) id: 1c053ca98c (このIDを非表示/違反報告)
松野家 - 読んでるときにキュンキュンとニヤニヤがとまりませんでした!もうやばい!!妄想が膨らみすぎて…//////// 生まれる次元間違えましたよ!←ほんと二次元行きたい!!!! (2016年12月22日 22時) (レス) id: b17fc3e78c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:モチ子 | 作成日時:2015年10月28日 16時