萌えシチュ×おそ松さん

落ち葉集め・上 ページ49

6つ子と落ち葉集め・上


長男:おそ松の場合
「あーなんで俺がこんなこと…」
「しょうがないでしょ。町内会の落ち葉掃除
だから欠席するわけにいかないし」
「はぁ…ったくちくしょー…
今日は見たいドラマがあったってのに…」
「再放送でしょ？またすぐやるよ、きっと。
さ、ちゃっちゃと終わらせちゃお！」
「うー…でもさ？
よく見てよ、この落ちてる葉っぱ」
「うん？」
「この落ちてる葉っぱもある意味
芸術だと思うんだよね、俺」
「まあ確かに綺麗っちゃ綺麗だけど…」
「でしょ！？こんな素晴らしい芸術壊したら
バチ当たるって！てことで俺は帰って
ドラマの再放送を…」
「おいこら」



次男:カラ松の場合
「これは…ひどいな…」
「昨日すごい雨降ってたからね…
…こびりついちゃってるみたい」
「骨が折れそうだな」
「だね〜」
「じゃあ早速…ってオイ！何してるんだ！」
「え、何って普通に引っ付いちゃってる
落ち葉取ろうとしてるだけだけど」
「手が泥で汚れるだろ！
せめて軍手をつけろ、ホラ」
「えー、でも軍手じゃ葉っぱ掴みにくい…」
「じゃあ俺がやる、お前はそこで見ていろ」
「ええ！？それ私来た意味ないじゃん！！」
「いや、あるぞ。俺の勇姿を見届けるという
重要な役目がお前にはあるからな…」
「こんな地味な作業で勇姿見せれるんなら
それはほんとに才能だと思うよ」



三男:チョロ松の場合
「A、それちょっと薄着すぎない？」
「え、そうかな？」
「まだ冬じゃないとはいえ
流石に半袖は寒いと思う…」
「掃除とかしてたら暑くなって
きそうだなーって思ってさ！」
「まあ汗はかくかもしれないけど
そのせいで冷えちゃっても駄目だし、
なにか羽織るものあった方が良いと思うよ」
「んー…確かにそうだね！そうする！」
「あーあと羽織るものの他に汗ふきタオルと飲み物とハンカチとティッシュと絶対忘れちゃいけないのが箒と塵取りとゴミ袋とあと念のため絆創膏も持ってきてた方が良いかもね！」
「よしわかった。今日からチョロ松のことは
お母さんって呼ぶことにする」

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落ち葉集めネタ終わったら続編作ることになりそうですね…、下へ続きます！

2016.9.30.

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