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3歩 ページ4

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土方の野郎に呼び出され、俺は今局長室の前に立っている

少しでも立ち止まると先程の彼女の不安げな顔を思い出してしまう


土方の野郎は目で俺と襖を何度か交互に見て立ち尽くしてる


…開けろってことか


部下に当たり前に襖を開けさせる土方にムカついたが、今それよりも気になることがありすぎる


新調したバズーカでも後で打っておこう



総悟
近藤さん、入りやすぜぃ



そう一声掛けて中に入る


局長室は俺たち隊長の部屋よりも少しばかり広く、広い部屋には似合わない小さな机が1つ置いてある


プライベートではストーカーばかりしている狂った人間だが、仕事場は仕事のもの以外は見当たらない


土方
近藤さん、取り込み中だったか


そういう土方の目線を追っかけると近藤さんは何やら書類を片付けているようだった


近藤
いや、大丈夫だ


土方
まあその書類が終わるくらい待てる


近藤
え、書類…?


土方
書類……だろ?

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作者名:Kate | 作成日時:2021年5月8日 11時

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