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A「き、急に…どうしたの……?」


倉持「いや…その、気になっただけだ…。」


どう思ってるか……

友達……だよね…?


A「……御幸くんは、優しい…と思うよ。」


倉持「そうか……。まぁ、アイツにならお前を……。」


最後のほうは聞こえなかったけど、洋一くんは「帰るぞ。」と言ったのでついていった。


ハッキリ言うと、まだ洋一くんのことは好き……なんだ。

でも……御幸くんといると、よく分からないモヤモヤする感じがする…。


A「洋一くん……。私、まだ…好きだよ。」


歩きながらそう言った。

洋一くんは無言のままだった。


A「手…繋いでもいいかな……。」


倉持「勝手にしろ……。」


洋一くんの手は大きくて暖かかった。


きっと洋一くんは私のこと……


倉持「……宮島のヤツ…まだ懲りてなかったのかよ…。」


ボソリと呟いた。


倉持「あんまり俺から離れんなよ……助けらんねぇから……。」

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作者名: | 作成日時:2017年3月2日 19時

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