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華「口答えとかやめてくんない?私がいった通りにすればいいことでしょ?」


彼女はそう言って立ち去った。


私は怖くて膝を抱えて座った。


すると、足音が聞こえてきた。


「……ま、舞鶴先輩…?」


A「えっ………小湊く、ん…?」


春市「ど、どうしたんですか?こんなところで……。」


A「あっ……えと…。」


春市「先輩…血出てますよ…?」


A「……っ、い……。」


怖い……痛みなんて感じない。
怖くて怖くて仕方ない……
またあの悪夢が始まるのかな……


A「ごめっ……わ、私…怖くて…っ……。」


涙が止まらなかった。

でも、小湊くんの前で泣くのは嫌だった。


春市「先輩………。」


A「あの…ごめん…。ありがとう…!!」

それだけ言い残して、私は走り去った。

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作者名: | 作成日時:2017年3月2日 19時

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