大っ嫌いだよ おにいちゃん

うずまきにて ページ3

「すンませんでしたッ！」

青年の謝罪の声が響いた喫茶店

うずまき

「へ?」

間抜けな声を出した本人

─────────────────中島敦

異能力─────月下獣

「その試験とは云え随分と失礼な事を」

「ああ いえ良いんですよ
(意外と良い人だこの人...)」

「何を謝ることがある
あれも仕事だ谷崎」

眼鏡をかけた...一言で云うと堅苦しい雰囲気の男

────────────────国木田独歩

異能力─────────独歩吟客


「国木田君も気障に決まってたしねぇ」

「独歩吟客！」

「ばっ...違う！」

何を考えいるのかが全く分からない
包帯ぐるぐる巻きの男

────────────────太宰治

異能力──────────人間失格

「あれは事前の手筈通りにやっただけで」

ガタッと椅子をならし立ち上がる国木田
だがすぐ正気に戻り椅子に座り直す

「ともかくだ小僧
貴様も今日から探偵社が一隅
ゆえに周りに迷惑を振りまき社の看板を汚す真似はするな」

「俺も他の皆もそのことを徹底している
なぁ太宰」

「あの美人の給仕さんに
「死にたいから頸絞めて」って頼んだら
応えてくれるかなぁ」

「黙れ
迷惑噴射器」

うっとりとした表情で云う太宰
それに的確な突っ込みをかます国木田
そこから国木田による太宰への説教が始まった





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あっやべぇ夢主ちゃんでてねぇ
多分次出ます

多分！

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