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怖くないよ ページ33

貴方side

海斗が気付けば後ろにいた。





いつもなら体が震えて、息がまともにできなくなって。





涙が出て、気持ちが悪くなって。






今までにないくらいの恐怖に襲われる。






はずなのに、なぜか、、





全く怖くないと言ったら嘘になる。





でも、いつもよりずっとマシだ。






チョロ松は私の方を心配そうに見てる。






『へーき!』と口パクした。






そのあと、海斗が大きな声を上げた。





思わず耳を塞ぐ。





そして、みんなに手を出し始めた。






あ、また発作かな...






多分、血液が足りないんだろーな...






これは、私が付き合ってた時に海斗がよく言ってた。






『俺、“アレ”持ってないんだ...。だから...____。』






そう、“アレ”。





チョロ松がおそ松を呼んだ。






おそ松の手の中で光るもの。





私、知ってる。






まさに例の“アレ”だ。






これは、発作の出始めしか効かない。






早くしなきゃ!





でも、どうやって?





私は気付けばおそ松の手の中のモノをもぎ取ってた。





そして海斗に抱きついていた。





これで、多分大丈夫。





この石の力できっと。。






覚えてる。




はじめの方だけだったけど、





海斗はどんなに私を殴ってる時も、





抱きしめてあげるとピタリと止まる。






「海斗、ダメだよ...!」ギュッ

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SIRURU(プロフ) - シバさん» 読んでいただきありがとうございました!合格したので、マフィア松のネタを練ります...!また、読んでくださいね! (2018年2月23日 23時) (レス) id: 959e10f006 (このIDを非表示/違反報告)
SIRURU(プロフ) - レミリアさん» 読んでいただき、ありがとうございました!まだ、いつに新作を出すかは決めていませんが、楽しみにしていてくださいね! (2018年2月23日 23時) (レス) id: 959e10f006 (このIDを非表示/違反報告)
シバ(プロフ) - ァァァアアアアァァァア、終わっちゃったよぉ(泣)すんごく良いお話だったよぉおお(泣)ゴーカクおめでとうございます!マフィアも頑張ってください!! (2018年2月23日 23時) (レス) id: 1c78cabc1b (このIDを非表示/違反報告)
レミリア(プロフ) - このお話大好きでした。面白かったです!次の作品も楽しみに待ってますね! (2018年2月23日 21時) (レス) id: 8e9961abf9 (このIDを非表示/違反報告)
SIRURU(プロフ) - 凜華さん» こんにちは、無事、合格内定を頂きました。応援メッセージありがとうございました!これからも呼んでくださいね! (2018年2月23日 7時) (レス) id: 959e10f006 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:SIRURU | 作成日時:2016年12月18日 22時

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